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ANAマイル貯め方大全!王道から裏ワザ的な貯め方まで現役マイラーが分かりやすく解説

「クレカを活用したとしても、たくさんマイルは貯められない」
「飛行機にたくさん乗らないとマイルは貯められないのでは?」

マイルはそんなイメージを持たれがちですが、誰でも、それも毎年ハワイに行けるほど貯められます。

正直なところ、マイルはややこしく難しい点もありますが、マイルのことを完全に理解しなくても「これをすればOK」という正解があり、勝手にマイルが貯まる状況を作れます。

例えば、1ヶ月の家計の支出が272,285円*だと仮定すると、ANAマイルが貯まりやすいカードを持てば毎年のようにハワイ往復分のマイルが貯まります。

総務省家計調査が発表している2023年の勤労者世帯の金額

ANAマイルを貯めやすいソラチカゴールドカードの場合、マイル還元率が1.56%であるため、カード決済だけで年間50,000マイル以上貯められます。

1年間で貯まるマイル数
ボーナスマイル2,000マイル
カード決済分*50,971マイル
合計52,971マイル
1ヶ月当たりの支出を272,285円と仮定

日本〜ハワイの往復に必要なANAマイル数が40,000マイルなので、カード決済だけでも毎年のようにハワイに行けることが分かります。

カード決済以外にもANAマイルを貯める方法はあり、中にはカード決済と比較できないほど大量のマイルを獲得できる方法もあります。

この記事では、ANAマイルの貯め方の大枠を分かりやすく解説します。大枠を理解した上で、より詳しく解説した別の記事も合わせて読み、ぜひANAマイルの貯め方を身につけてください!

目次

ANAマイルの貯め方の全体像

ANAマイルを貯める方法は、おもに以下の4つです。

マイルの貯め方貯めやすさ獲得できるマイルの目安
フライトフライトによる
クレカ決済年間5万マイル
ポイントサイト年間10万マイル
クレカ入会特典年間15万マイル前後

1年間だけ、ポイントサイトとクレカの入会特典を活用して数十万マイルを貯め、あとはクレカ決済でコツコツとANAマイルを貯めるだけでも数年間はお得に旅行できます。

他にも、ANA PayANAふるさと納税ANAでんきANA PocketなどのANAが展開するサービスを利用したり、銀行の口座開設や利用などでもANAマイルを貯められます。

2024年でのANAマイルの貯め方の最適解

ANAマイルを貯める最適解は「ふだんのクレカ決済でANAマイルを貯めるメインカードを発行して利用しつつ、随時ポイントサイトの活用とクレカ入会キャンペーンを活用」です。

ポイントサイトの高額案件とクレカの入会キャンペーンは、その時々で内容が違うため、無闇にすると損してしまうケースがあります。

仮にANAダイナースカードの入会キャンペーン特典の場合、今だと77,000マイルですが、1ヶ月前には152,000マイルでした。

これと同じことがポイントサイトであるため、ポイントサイトとクレカの入会キャンペーンの活用は慎重になる必要があります。

まずやるべきことは、ANAマイルの貯め方の大枠を知り、ふだんの買い物などでANAマイルが効率よく貯まるクレカを発行して活用することです。マイル還元率が高くて入会キャンペーン特典も充実しているクレカだとベストです。

あとは、クレカ入会特典やポイントサイトでいい案件が来た際に取り組むまで待ちましょう。

ANAマイルを貯めるメリット

お得に旅行できる

ANAマイルに限らず、マイルを利用するとお得に旅行できます。

マイルを使った航空券(特典航空券)は、無料ではなく燃油サーチャージが必要なケースが多いですが、燃油サーチャージを加味してもかなりお得です。

ちなみに路線によっては燃油サーチャージが設定されていない場合があり、その場合は完全無料で飛行機を利用できます。

国内外で就航都市が多い

ANAはスターアライアンスという航空連合(アライアンス)に属しており、同じアライアンスならマイルの相互利用が可能なため、30ほどの航空会社を利用できます。

例えば、ANAマイルを使ってユナイテッド航空やシンガポール航空、タイ航空などを利用できます。

アライアンスは3つあり、スターアライアンスがもっとも加盟数が多いです。なので、ANAマイルでは多くの航空会社を利用できるため就航都市が多いと言えます。

スターアライアンス26社ANAが加盟
ワンワールド13社JALが加盟
スカイチーム19社日本の加盟航空会社なし

マイルを貯めて海外旅行をしたい場合には、ANAマイルを貯めている方が幅が広がります。

特典航空券の柔軟性がある

ANAマイルで取った航空券(特典航空券)は、予約の変更とキャンセルが可能です。

変更について

  • 変更可能項目:予約クラス、日付、出発地/目的地(同一ゾーン内での変更のみ)。
  • 変更期限:変更は出発の24時間前まで可能
  • 手数料:無料で変更できる場合が多い

キャンセルについて

  • キャンセル期限:出発の24時間前までキャンセル可能
  • 手数料:キャンセル手数料として、3,000マイルまたは3,000円が必要

例外と注意点

  • プロモーションやセールで発券された特典航空券:特定のプロモーションで発券された特典航空券は、変更やキャンセルができない場合がある
  • ゾーン外への変更:出発地や目的地のゾーンが異なる場合の変更は、新たに特典航空券を取り直す必要がある
  • 予約クラスの違い:予約クラスの変更によって必要マイル数が変わる場合、差額のマイルを支払う必要がある

JALマイルの場合には、変更とキャンセルがしづらいため、ANAマイルの強みといえます。

ANAマイルを貯めるデメリット

マイルで航空券を取りづらい

ANAマイルは、JALマイルより優れている点が多い分、人気です。

マイルを使った特典航空券を予約する人も多いため、人気路線は争奪戦となり、取りづらい傾向にあります。

航空券を取るためにマイルを貯めたのに、本命の路線で予約できない、ということをあり得ます。

しかしスターアライアンスに属しており、便数自体も多かったり、乗り換えありだとかなり幅が広がったりするため、それほど心配はしなくてもOKです。

ただし、GWのハワイなどのように、繁忙期の人気路線はかなり厳しいと思った方がいいかもしれません。

繁忙期は必要マイル数が多い傾向がある

ANAの特典航空券での必要マイル数は、ローシーズン・レギュラー・ハイシーズンの3パターンで設定されています。

繁忙期はハイシーズンであり、必要マイル数が少し増えます。

人気路線でも不人気路線でも繁忙期はハイシーズンですが、JALは予約数に応じた変動制であるため、ハイシーズンでもお得に取れる路線があり得ます。

そういう意味で、ANAの場合は、繁忙期に必要マイル数が多くなる傾向があると言えます。

しかし、個人的にはそんなに大差ないのであまり気にしなくてもいい範囲だと考えています。

ANAマイルの貯め方

ふだんの支払いで貯める:年間50,000マイル

クレジットカードを活用すると、ふだんの買い物などの支払いでANAマイルを貯められます。

もしこれまで現金やコード決済を利用していたら、毎年のようにハワイ往復券を捨てていたと言っても過言ではありません。

すでにクレカを使ってANAマイルを貯めているという場合でも、クレカによってマイル還元率が異なるため、見直しが必要なケースもあります。

ANAマイルを効率よく貯める基準は、クレカのマイル還元率が1.0%以上で、1.5%以上あるとかなり良いというイメージです。

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マイル還元率年100万円決済年200万円決済年400万円決済年600万円決済
0.5%5,000マイル10,000マイル20,000マイル30,000マイル
1.0%10,000マイル20,000マイル40,000マイル60,000マイル
1.5%15,000マイル30,000マイル60,000マイル90,000マイル

ANAマイルを貯められるクレカの中で、とくに効率的に貯めらるかつメインカードとしてしっかり活躍できるのは、ソラチカゴールドカードとANAアメックスゴールド、ANA JCBカードです。

ANAカードについて、より詳しく知りたい場合には、以下の記事を参考にしてください。

年会費をできる限りかけずにANAマイルを貯めるのに向いたカードであるANA JCBカード

カード名ANA JCBカード
国際ブランドJCB
年会費2,200円
初年度年会費無料
マイル還元率1.0%
空港ラウンジ利用不可
海外旅行傷害保険最高1,000万円
国内旅行傷害保険なし
キャンペーン情報75,500マイル

できる限り年会費を抑えたいならANA JCBカードをおすすめします。

初年度年会費無料であり、2年目以降は2,200円で保有できるためです。

ちなみに2年目以降も1,375円のキャッシュバックを受けて、保有コストを825円まで引き下げられます。

さらにANA JCBカードは継続するごとにボーナスマイルを1,000マイルもらえるため、年会費以上のリターンがあります。

マイル還元率は1.0%であり、高還元率の部類に入るため申し分ありません。ふだんの支払いに活用することでしっかりANAマイルを貯められます。

国際ブランドがJCBであるため、ハワイ以外の海外旅行時に利用しづらいのがデメリットですが、年会費を抑えつつANAマイルを貯めたい方はANA JCBカードで決まりです。

>>ANA JCBカードの公式サイトはこちら

マイル還元率が1.56%かつ旅行系特典が充実した万能カードであるソラチカゴールドカード

カード名ソラチカゴールドカード
国際ブランドJCB
年会費15,400円
マイル還元率1.0%(最大1.5625%)
空港ラウンジラウンジ・キー
世界1,400ヵ所以上を有料で利用可能
海外旅行傷害保険最高1億円
国内旅行傷害保険最高5,000万円
キャンペーン情報合計230,500マイル

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(以下、ソラチカゴールドカード)は、とにかく万能なANAカードであり、メインカードとして利用するのにもっともおすすめです。

おすすめな理由は、マイル還元率1.5625%を実現できるにもかかわらず、年会費を全額キャッシュバックする特典が用意されているためです。

マイル還元率と年会費だけでも推せるクレカですが、世界中の空港ラウンジを1回3,000円ほどで利用できるラウンジ・キーや旅行保険など旅行にまつわる特典が充実しています。

国際ブランドがJCBであるため、ハワイ以外の海外旅行時に利用しづらいのがデメリットですが、ふだんの買い物などで効率よくANAマイルを貯めたい方はソラチカゴールドカードがぴったりです。

>>ソラチカゴールドの公式サイトはこちら

入会特典が超豪華で旅行系特典が強くマイルの有効期限もないカードであるANAアメックスゴールド

カード名ANAアメックスゴールド
国際ブランドAMEX
年会費34,100円
マイル還元率1.0%(最大2.0%)
空港ラウンジ国内28か所、海外1か所
プライオリティ・パス(年間2回まで無料)
海外旅行傷害保険最大1億円
国内旅行傷害保険最大5,000万円
キャンペーン情報合計68,000マイル

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下、ANAアメックスゴールド)は、入会キャンペーンが豪華であり、メインカードとして大活躍するスペックと特典、ステータス性を兼ね備えているANAカードです。

ここだけの話、入会キャンペーンでもらえるマイル目的で発行してもいいと言えるほどなので、2024年8月現在ではANAアメックスゴールドを発行すれば間違いありません。

また、マイル移行手数料が無料かつポイントの有効期限が無期限であるのも大きな強みです。他のカードはポイントの有効期限があるため、使えずに失効してしまうリスクがあります。

年会費が34,100円であるのと、国際ブランドがAMEXであるためVisaやMastercardより少し使えないシーンがあるデメリットはありますが、僕自身メインカードとして利用していて、個人的におすすめ度No.1です。

>>ANAアメックスゴールドの公式サイトはこちら

ポイントサイトで貯める:年間100,000マイル

サービス利用や買い物の際にポイントを貯められるポイントサイトという無料のサービスがあります。

ポイントサイトで集めたポイントをANAマイルに交換することで、ANAマイルを貯められます。

一見怪しいですが、ポイントサイトは広告主と僕たち利用者を繋ぐ役目(広告主 ↔︎ ポイントサイト ↔︎ 利用者)を果たしており、広告主からもらう広告費の一部を僕たち利用者に還元してくれます。

例えばハピタスというポイントサイトは、利用者が500万人を超えています。広告主には、Amazonや楽天、じゃらん、ビックカメラ.comなど有名企業ばかりなので、安心して利用できます。

ひとことにポイントサイトと言ってもかなりの種類がありますが、ANAマイルを貯めるにあたり、使うべきポイントサイトは絞られます。貯めたポイントを高レートでANAマイルに交換できるかどうかが決まっているためです。

おすすめのポイントサイトは、運営歴15年で高額案件が豊富な「ハピタス」と東証一部上場企業が運営する「モッピー」です。

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おすすめのポイントサイトTOP3

ハピタス
・利用者数500万人突破の国内大手
・高額案件が充実しててポイントを稼ぎやすい
・モニター調査など他にあまりない案件もある
・ANAマイルへの交換レートが70%と高レート

モッピー
・利用者数1000万人超えの国内最大手
・運営元が東証一部上場企業で安心できる
・100%還元商品のラインナップが豊富
・ANAマイルへの交換レートが70%と高レート

ファンくる
・商品モニター案件と外食の覆面調査に強い
・ハピタスやモッピーで案件がない時の救世主
・ANAマイルへの交換レートが70%と高レート
・運営実績は15年以上でハピタスと同じくらい

いずれのポイントサイトも登録無料であり、強いジャンルが異なるため、どちらも登録しておきましょう。

ポイントサイトでポイントを貯めるには、クレジットカードを発行やFX口座開設、不動産相談などしなければいけませんが、一発で東京〜沖縄の片道分のマイルにできるポイントをもらうこともできます。

同じ案件はできないため、徐々に案件が減ってポイントを貯められなくなりそうですが、案件自体はどんどん新しいものが出てきます。

僕の中では5年ほどは、年間15〜20万マイル相当のポインを貯められるように感じています。

ポイントサイトでANAマイルを貯める方法をより詳しく知りたい場合には、以下の記事を参考にしてください。

運営歴15年で高額案件が豊富なハピタス

ハピタスは会員数が500万人超えで国内大手ポイントサイトであり、陸マイラー御用達のポイントサイトです。業界最高水準のポイント還元率で人気を得ています。

クレジットカードやFX口座開設、不動産面談などの一気にたくさんのポイントを獲得できる案件に加えて、モニター案件や覆面調査案件もあるのが強みです。

ちなみにモニター調査案件は、レストランや居酒屋へご飯を食べに行き、お店の清掃状況や店員の接客態度などを見て報告する案件です。外食代はかかりますが、1案件で5,000ポイント前後もらえます。

上記に加えて、貯めたポイントを高レート(70%)でANAマイルに交換できるため、ANAマイルを貯めるなら数あるポイントサイトの中でハピタスがもっともおすすめです。

ハピタスで貯めたポイントをANAマイルに交換するには、少し手間(ハピタスポイント → Gポイント → JRキューポ → 永久不滅ポイント → ANAマイル)がかかりますが、慣れてしまえばスムーズに移行できます。

東証一部上場企業が運営しているモッピー

モッピーは、会員数1200万人超えで業界最大手のポイントサイトです。東証一部上場企業が運営しているので、安心して利用できます。

ANAマイルへの交換レートはハピタスと同じ70%あるため、ANAマイルを貯めるのにおすすめなポイントサイトです。ちなみにJALマイルの場合は、交換レートが80%であるため、JALマイラー御用達です。

モッピーに入会後、翌々月末までに5,000P以上を獲得すると2,000円相当のポイントがもらえます。

モッピーで貯めたポイントをANAマイルに交換するには、ハピタス同様で少し手間がかかります。モッピーポイント → Gポイント → JRキューポ → 永久不滅ポイント → ANAマイルという流れでANAマイルに交換できます。

クレカの入会特典で貯める:年間100,000マイル

クレジットカードの入会キャンペーンを活用すると、大量のANAマイルを貯められます。

2024年現在のANAカードの入会キャンペーン特典は以下の通りです。

カード名キャンペーン特典
ソラチカゴールドカード合計230,500マイル相当
ANA JCB ワイドゴールド合計205,000マイル相当
ANAアメックスゴールド合計152,000マイル相当
ANAダイナースカード合計149,000マイル相当
ソラチカカード合計86,500マイル相当
ANA JCBカード合計75,500マイル相当
ANAアメックスカード合計24,000マイル相当

例えば、ソラチカゴールドは合計230,500マイルもらえるのですが、これは東京〜ハワイ6往復ほどに匹敵します。

ここまで一気にANAマイルを貯められるのは、クレカの入会特典を活用でしかあり得ません。

入会特典をもらうにはそれぞれ条件があり、カンタンにもらえるわけではないですが、多少無理してでも獲得した時の恩恵はかなり大きいです…!

だからこそ「キャンペーンが豪華な時にクレカを申し込む」のが、長い目で見てANAマイルを多く貯めるためにとても重要なのです。一度申し込みをしたクレカでは、基本的に2回目の入会では特典をもらえないためです。

このブログを読んでくださる方々には「誤ったタイミングでクレカを申し込んで、もらえるはずだった10万マイルを損した」とならないよう、本当に注意してほしいです。

大量のANAマイルを獲得する際は有効期限に注意

ANAマイルに慣れていないうちに大量のマイルを獲得する際、ポイントとマイルの有効期限に注意が必要です。

マイルを獲得してすぐ使うならいいのですが、1年後などの旅行を予約する場合には、何かあって予約をキャンセル→そのまま次の予約に間に合わずANAマイルが失効してしまう、というリスクがあり得るためです。

ちなみに、クレカの入会キャンペーンを活用する際、基本的にいきなりマイルがもらえるわけではなく、一度カード会社のポイントとして付与され、そのポイントをANAマイルに交換するケースがほとんどです。

例えばANAアメックスゴールドの場合だと、一度アメックスのポイントとして付与されて、自分でANAマイルへの交換手続きが必要です。

この時、ANAアメックスゴールドのポイントは有効期限がないため失効のリスクがないですが、ANA JCBワイドゴールドではポイントの有効期限があるため、失効のリスクがあります。

ですので、ANAマイル初心者のうちは「ポイントの有効期限が無期限」のクレカを選ぶのがおすすめであり、それに加えて入会キャンペーンが豪華なANAアメックスゴールドはとてもおすすめです。

フライトで貯める:その人による

ANAグループの飛行機を利用すると、フライトマイルをもらえます。フライトマイルと呼ばれますが、ふつうのANAマイルを指します。

フライトマイルは、利用した飛行機の距離(区間マイル)やグレード、ステータス、保有するANAカードによって計算されます。

飛行機に乗るとマイルが貯まるイメージがありますが、かなり微々たるもので正直気にしなくてOKです。

仮に沖縄(那覇)から東京(羽田)までエコノミークラス(積算率100%)で搭乗した場合、獲得できるフライトマイルは1,000マイル弱。東京と沖縄間を20往復して初めて東京〜ハワイ分のマイルが貯まるくらいです。

しかもセールや割引料金で利用する場合にはさらに貯まりづらいので、かなり出張が多い人しかフライトでマイルを貯められません。

飛行機を利用する際に、ANAでもJALでもLCCでも料金が大差ない、というときに優先してANAを利用するくらいで問題ありません。

ANAマイルを貯める際の注意点

ANAマイルには有効期限がある

ANAマイルには有効期限があります。ANAマイルは獲得した月から36か月後の月末まで有効です。

貯めたANAマイルを海外旅行で使う際に「予約が1年後だったけど、家の事情でキャンセルになってしまい、その後2年間は旅行ができなかった」となると、マイルが失効してしまいます。

せっかく貯めたマイルの有効期限が切れてお得に旅行できないとなると、マイルを貯めてた意味が無になってしまうため、有効期限については頭に入れておきましょう。

ちなみに、有効期限が切れそうなANAマイルを延命させる方法は、ANAの最上級会員であるダイヤモンド会員になる他ありませんが、これはかなりハードルが高いです。

その他の方法としては、ANAマイルをANAスカイコイン(ANAのみで使える電子マネーのようなもの)に交換するしかなく、ANAマイルのようにお得に航空券を取れないため、基本的には結構損します。

使ってるANAカードによっては実質無期限になる

マイルを貯める際、ポイントサイト以外の方法ではANAカードを活用しますが、マイルを獲得する際に「まずは各カード会社のポイントとして付与される」ケースがほとんどです。

なので、もしカード会社のポイントの有効期限が無期限であれば、ANAマイルを使うときにポイントをANAマイルに移行したらいいため、マイルの有効期限をより気にしなくて済みます。

カード名ポイントの有効期限
ANAアメックスカード2年間
ANAアメックスゴールドなし
ANA JCBカード3年間
ANA JCBゴールドカード3年間

カードによってはANAマイルの移行上限や手数料がある

ANAカードを活用してANAマイルを貯める際、一度カード会社ごとのポイントが付与されて、そのポイントをANAマイルに移行することでANAマイルが得られます。

カード会社のポイントをANAマイルに交換する際に、マイル移行上限が設けられていたり、手数料が必要だったりするケースがあります。

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対象ANAカード移行上限移行手数料
一般カードなし5,500円
ワイドカードなし5,500円
ゴールドカードなし5,500円(一部無料*1
プレミアムカードなし無料
*1:ANAアメックスゴールドとANAダイナースのみ無料

ANAマイルの貯め方まとめ

ANAマイルを貯める方法は意外とシンプルです。

ANAカードなどのANAマイルが効率的に貯めるクレカでふだんの支払いをカード決済し、あとはポイントサイトとクレカの入会特典を適宜活用して大量のマイルを貯めるだけです。

まず最初にするべきなのは「普段の生活で効率よくANAマイルを貯められるクレカを持つ」ことです。

ANAマイル初心者のうちは、入会特典が豊富かつメインカードとして活躍するスペックを持っていながら、ポイントの有効期限がないANAアメックスゴールドをおすすめします。

ANAマイルを貯めることに慣れてきたら、ポイントサイトやクレカ入会特典を少しずつ取り入れていきましょう。ただし、片っ端からやればいいわけではなく「タイミング」がとても重要です。

なので焦らず、同じ案件でもより多くのポイントがもらえるタイミングを見計らって活用しましょう。いいタイミングを知りたい場合には、いい案件の情報発信をしている当ブログの公式LINEをご活用ください!

ANAマイルがあれば、海外旅行をするハードルがかなり下がります。僕自身、ANAマイルのおかげで大好きな旅行ができていると言っても大袈裟ではありません。

今はまだ「よくわからない」という状態かもしれませんが、数ヶ月後には「マイルってこんなに簡単に貯まるものだったのか!」と驚いているはずですので、ぜひ一歩踏み出してANAマイルを貯めてみてください!

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