「飛行機にたくさん乗らないとマイルって貯まらないんでしょ?」
そのように思っている人が多いですが、実際には誰でも毎年ハワイに行けるほどマイルは貯まります。
楽天ポイントやdポイントなどの共通ポイントに比べるとマイルって少し難しいところもありますが、「マイルを使って毎年ハワイに行ける」そんな状況を普段の生活から作ることができます。(筆者ももちろんその1人です)
総務省統計局の最新家計調査によると、2人以上世帯の世帯支出が290,931円です。
これらの支出をJALマイルが貯まりやすいクレジットカードを持てば、毎年のようにハワイ往復分のマイルが貯まります。
JALカードからJMB WAONへクレジットチャージして決済すると1.5%の高還元率でJALマイルが貯まるので、カード決済だけで年間50,000マイル以上JALマイルが貯まります。(1ヶ月の支出を290,931円で計算)
日本とハワイを往復する特典航空券は40,000マイル〜交換できるので、カード決済だけで毎年ハワイへ行けることが分かります。
カード決済以外にもJALマイルを貯める方法はいくつもあり、お金を使わずにJALマイルを獲得できる方法も記事の後半に記載しています。
この記事では、JALマイルの基本的な貯め方の全体像を理解できる内容となっており、お得な貯め方についてはより詳しく解説しているので、「普段の生活の中でJALマイルを貯めれる」そのようになれる記事です。
JALマイルの貯め方の全体像
JALマイルを貯める方法は主に以下のつです。
マイルの貯め方 | 貯めやすさ | 獲得できるマイル数の目安 |
---|---|---|
フライト(JAL便or提携航空会社) | △ | 航空券の種類による |
クレジットカード決済 | ◯ | 年間5万マイル |
ポイントサイト | ◎ | 年間10万マイル |
クレカ入会特典 | ◯ | クレジットカードによる |
クレジットカード入会キャンペーンやポイントサイトを活用し、さらに生活費をクレジットカード決済するだけで1年目からお得に旅行することができます。
これ以外にも、JAL pay、JALふるさと納税、JAL NEOBANKなどJALがサービス展開しているモノを利用することでJALマイルを貯められます。
2024年でのJALマイルの貯め方の最適解
2024年現在、JALマイルを貯める最適解は「普段の生活でJALマイルが貯まりやすいクレジットカードで決済し、ポイントサイトのお得な案件活用とクレジットカード入会キャンペーンの活用」です。
JALカードは40周年を迎え2024年は大々的な入会キャンペーンを行っていますが、今までは随時開催されていたわけではありません。
新生活が始まる春の時期には大々的な入会キャンペーンが開催されますが、それ以外は多くのマイル数は獲得できるほどではありませんので、JALカードを申し込むタイミングは非常に重要です。
ただ、ポイントサイトでのキャンペーンはよく開催されているのでポイントサイト経由でお得にJALマイルを獲得することはできます。
JALカード公式の大型キャンペーンを待つよりかは、サクッとポイントサイト経由でJALカードを作って日々の決済でマイルを貯める方が先決です。
これから「JALマイルを貯めよう」そう思うなら、JALマイルの貯め方の全体像をザックリと把握して、JALマイルが貯まりやすいクレジットカードを日々の決済で利用し、ポイントサイトを活用することがベストです。
ポイントサイトの案件やクレジットカード入会キャンペーンはタイミングがあるので、来たときにはすぐに乗れるようにしておきましょう。
JALマイルを貯めるメリット
お得に旅行できる
JALマイルに限らず、マイルを使って旅行をするとお得に旅行ができます。
なぜかと言うと、旅費は交通費+宿泊費+食費(アクティビティ)ですがその中で金額の多く割合を占める交通費の部分がマイルを使うとほとんどお金を支払わなくて済むので、お得に旅行ができるわけです。
JAL国際線の場合は、ガソリン代である燃油サーチャージが必要ですが、それを払ったとしても交通費の総額は安くなる場合がほとんどです。
マイル=航空券だけでなく、ホテルの宿泊代に充当することもできるので飛行機に乗らない旅行でもマイルを活用してお得に宿泊することも可能です。
ただマイルの使い方としてはマイルで取る特典航空券の方がお得になるので、せっかくJALマイルを貯めるなら特典航空券の発券を目指してください。
繁忙期でもマイルで特典航空券を取れる
マイルを使って特典航空券を発券するのがいちばんお得なのですが、特典航空券は予約できる座席数が決まっているため人気路線や繁忙期は争奪戦が繰り広げられています。
特典航空券へ開放されている予約可能座席数はどの航空会社も非公開で、「各クラスに片手ほどではないか」と囁かれています。
それに比べJALは「空席があれば特典航空券が発券できる」のが他社と比べて大きなメリットです。
しかしJALは国内線もマイル変動料金制を導入したため、需要の高い路線や日程は特典航空券の必要マイル数がアップしてしうのはデメリットです。
「大型連休や繁忙期は必要マイル数が増える!」そのような状況になりました。
とはいえ、マイルを持っていても特典航空券が取れないよりかは必要マイル数は多くなりますが、希望する便の予約ができるJALの方が秀でていると思います。
繁忙期や人気路線でも座席販売数が少ない場合には、必要マイル数がアップしないこともあるのでゲーム感覚で特典航空券を探すのもた楽しいかもしれません。
その反面、平日や閑散期には最低マイル数で何席も予約ができたりと、メリットデメリットは一長一短です。
マイルを持っていても使えないなら宝の持ち腐れですから、JALの「空席があれば特典航空券が発券できる」は大きなメリットです。
ポイ活のポイントをJALマイルに交換しやすい
ポイ活とは「ポイントを貯めてそのポイントを活用すること」を指し、あらゆるポイントがJALマイルに交換できることを知っていますか?
- dポイント
- Vポイント(旧Tポイント)
- 楽天ポイント
- Pontaポイント
- WAON POINT
これらのポイントを街中のお店やECサイトで貯めている人は多いと思います。
共通ポイント以外にもJREポイント、JRキューポなど交通系ポイントやこれから解説するポイントサイトのポイントもJALマイルに交換できます。
どのポイントプログラムには「ポイントを使う・交換する」というサービスがあるので、ここで挙げたポイント以外でも気になる方は検索してみると「このポイントもJALマイルに交換できるんだ」と気づきます。
日々のカード決済で貯めるだけでなく、たとえば街中のお店でdポイントカードを提示してdポイントも貯めることでポイントとマイルの2重取りができます。
とくに楽天市場やYahoo!ショッピングなどECサイトで買い物をする場合、ポイントサイトを経由するだけで1%ものポイントを獲得できるので、ポイントサイトを利用しない手はありません。
カード決済によるマイル+ECサイトポイント+ポイントサイトのポイント3重取りができるからです。
だからと言ってどのポイントサイトを使えば良いわけではなく、JALマイルが貯まりやすいポイントサイトを記事の後半で詳しく説明しています。
沖縄や鹿児島の離島に強い
JAL・ANAは日本国内ほとんどの主要空港に就航していますが、地方空港になるとどちらかの航空会社しか飛んでいない空港があります。
とくにJALは沖縄や鹿児島の離島に圧倒的に強く、これらの空港を利用することが多いもしくは旅先にしたい方はJALマイルを貯めることをおすすめします。
ANAマイルを貯めていてもこれらの空港にはANA便は就航していないので、マイルとして使い道が限られます。
地域 | 就航空港 |
---|---|
北海道 | 奥尻空港 |
東北地方 | 青森・三沢・花巻・山形 |
中部・北陸地方 | 松本・小牧 |
関西・中国・四国地方 | 但馬・南紀白浜・出雲・隠岐 |
九州・奄美地方 | 北九州・壱岐・種子島・屋久島・奄美・喜界・徳之島・沖永良部・与論 |
沖縄地方 | 久米島・北大東・南大東・多良間・与那国 |
余談ですが、以前は九州天草地方を飛んでいる天草エアラインは長らくJALとの提携だけでしたが、2022年よりANAとの提携しANAマイルを使って予約ができるようになりました。
このように九州沖縄・離島に圧倒的に強いのがJALで便数も多いので南の方面の旅行が多い方はJALマイルを貯めるのがおすすめです。
JALマイルを貯めるデメリット
特典航空券の必要マイル数が変動制
JALは国内・国際線共にマイルを使って予約する特典航空券に変動制を導入しており、そのため予約残席数に応じて必要マイル数が変動します。
変動制導入前までは区間一律だったマイル数が、基本マイル数+追加マイル数(PLUSマイル)と必要マイル数が増える場合が多く見かけます。(区間によっては必要マイル数が下がり以前よりお得な区間もあり)
とくに繁忙期や大型連休の沖縄・北海道路線は人気で有償航空券自体の売れ行きが良いので、必然的に特典航空券に必要なマイル数も多くなってしまいます。
例えば、東京ー札幌区間のマイル数は以下のようになります。
搭乗クラス | 基本マイル数 | PLUSマイル数 |
---|---|---|
普通席 | 8,000マイル | 〜33,000マイル |
クラスJ | 9,500マイル | 〜34,500マイル |
ファーストクラス | 16,000マイル | 〜35,500マイル |
普通席でも繁忙期は3倍もの追加マイル数が必要になるため、マイルを使ってのお得さは激減してしまいます。
ただ繁忙期でも持っているマイルで予約ができる予約のしやすさは圧倒的にANAよりJALの方が圧倒的に秀でています。(ANAはそもそも空席がない)
クレカの入会特典でマイルを貯めづらい
昔から「JALマイルは貯まりにくいが使いやすい。ANAマイルは貯まりやすいが使いにくい」と言われています。
その大きな理由が、JALカード入会特典ボーナスマイル数が少ないからです。
さらにはJALカードの国際ブランド会社が異なってもクレジットカード入会特典は初回の1回切りしか利用できません。
JALカードは普通カードからプラチナカードのランクがあり、カードブランドもVisa・JCB・AMEXなどから現在で34種類ものJALカードがあります。
それぞれのカードを複数枚所有することはできますが、クレジット入会特典は初回のみ適用になるので初めてJALカードを作ったときにだけ入会特典が受けられます。
異なるカードブランドのJALカードを作っても初回で入会特典を受けているため入会特典は対象外になります。
それに比べるとANAカードは、カードブランド別であれば入会特典は都度受けれてかつANAカード決済額に応じて受けられるボーナスマイル数が多いのが特徴です。
以前に僕の家族が実際に同時期に申し込みしたJAL・ANAカードの入会キャンペーンで得られるマイル数は以下のとおりでした。
カード名 | キャンペーン獲得マイル数 |
---|---|
JALダイナース | 100万円決済で12,000マイル |
ANA Visaワイドゴールド | 150万円決済で72,000マイル |
カードブランド・条件決済額が異なるので一概にはどちらが良いとは言えませんが、50万円の決済差額でANAマイルは獲得マイル数が6倍も多いので、JALカードの入会特典ではマイルが貯まりにくいことがわかります。
このようにJALマイルはANAマイルのようにクレジットカード入会特典一撃でマイルを獲得することが難しいです。
JALカードを利用すると直接マイルが貯まる
JALカードで決済したマイルは自動的にあなたのJALマイレージバンク口座へ毎月積算されます。
クレジットカード会社から銀行口座が完了した2日後に、自動的にあなたのJALマイレージバンク口座へマイルが積算されるのでポイントの移行をする必要がありません。(毎月6日もしくは12日ごろ積算)
毎月決まった日にJALカード決済分のJALマイルが勝手に積算されていくので、マイルを貯め始めた方にはマイルの貯まり方が非常にわかりやすく有効期限の管理もしやすいのがJALカードのメリットです。
デメリットはマイルが積算された月の36ヶ月後月末がマイルの有効期限なので、2024年10月に積算されたJALマイルの有効期限は2027年10月末ときっちり有効期限が36ヶ月後になります。
一方のANAカードは一旦は提携クレジットカード会社のポイントとして貯まりそのポイントをANAマイルへ交換することができ、有効期限を36ヶ月以上も先延ばしできるのです。
JALマイルの貯め方
ふだんの支払いで貯める:年間50,000マイル貯める
ふだんの生活でJALカードで決済するだけでJALマイルが貯まる環境ができます。
今まで現金払いや口座振替など利用してきた人は、「毎年ハワイ旅行を捨てていた」と言っても過言ではないぐらいもったいない生活をしていたと思います。
すでにJALマイルを貯めている人でも今から伝える「還元率の重要性」を知ると、カードの見直しが必要かもしれません。
基本的にJALマイルを効率よく貯めるにはクレジットカードの還元率は1.0%以上で、1.5%あるとかなり還元率が高いクレジットです。
還元率 | 100万円/年 | 300万円/年 | 600万円/年 |
---|---|---|---|
0.5% | 5,000マイル | 15,000マイル | 30,000マイル |
1.0% | 10,000マイル | 30,000マイル | 60,000マイル |
1.5% | 15,000マイル | 45,000マイル | 90,000マイル |
JALカードは普通カードからプラチナカードを合わせ34種類もありますが、その中でもふだんの支払いで貯める方法に適したJALカードは、JALカードTOKYU POINT ClubQです。
東急との提携カードですので、東急系を利用する人はTOKYUポイントとJALマイルが2重で貯まるのがメリットです。
ただ首都圏東急沿線住まいの方に偏ってしまいますので、そのほかの地域の方はJALカード普通カードをおすすめします。
年会費を抑えてJALマイルを貯めるならJAL普通カードVisa/Master card
カード名 | JAL普通カード |
---|---|
国際ブランド | Visa / Master card |
年会費・家族カード | 2,200円(初年度年会費無料)・家族カード1,100円 |
マイル還元率 | 0.5% |
空港ラウンジ | 利用不可 |
海外旅行傷害保険 | 最高1,000万円 |
国内旅行傷害保険 | なし |
キャンペーン特典 | 最大17,200マイル獲得 |
住む地域に関係なく、年会費を抑えてJALマイルを貯めたい方にはJALカードVisa/Masterをおすすめしますが、首都圏住まいの方は次に記述するJALカード TOKYU POINT ClubQを選んでください。
三菱UFJニコスがVisaとMastercardブランドを発行しているため、どちらの国際ブランドを選んでもJALマイルの貯まり方や年会費など契約内容は同じなので好きな国際ブランドを選んでください。
余談ですが、コストコをよく利用する方はMaster cardでしかクレジット決済ができないのでMastercardブランドを選んでください。
JALカードJCBもありますが、海外旅行先でJCBは使えないことが多いので今後を見据えるとVisaもしくはMaster cardが良いです。
初年度は年会費が無料で、2年目以降でも2,200円で年会費を抑えながら保有できます。
ただ2,200円の年会費では100円につき0.5マイル(0.5%)還元ですが、JALカードショッピングマイルプレミアムというオプションサービスを追加することで100円につき1マイル(1%)になり、ふだんの生活でJALマイルがより貯まりやすくなります。
ショッピングマイル未加入 | ショッピングマイル加入 | |
一般の加盟店 | 100円=0.5マイル | 100円=1マイル |
JALカード特約店 | 100円=1マイル | 100円=2マイル |
このように有料のショッピングマイルプレミアムをつけるかつけないかで2倍の差比が出て、JALカード決済金額が大きければ大きいほどマイルの貯まりやすさに差が広がります。
後ほど記述するJALカード特約店(イオン・マツキヨ・ファミリーマート・大丸松坂屋etc)でJALカード決済をすると100円で2マイル獲得できる還元率は驚異の2%です!
公式サイトでも「JALカードの8割の方が加入している」と明記しており、JALカードで年間35万円以上利用するならショッピングマイルプレミアムのオプション年会費を払った方がお得と言われています。
JAL公式サイトのJALマイルシュミレーションを使って1ヶ月分の貯まるマイル数比較ができるので、ショッピングマイルプレミアムの加入で悩む方は活用してください。
初年度はJALカード年会費は無料なので、ショッピングマイルプレミアム4,950円だけが必要です。
>>JALカード普通カードVisa/Mastercardの公式サイトはこちら
JAL普通カードで最大2.25%付与!コスパ最強JALカードTOKYU POINT ClubQ
カード名 | JALカードTOKYU POINT ClubQ |
---|---|
国際ブランド | Visa / Master card |
年会費・家族カード | 2,200円(初年度年会費無料)・家族カード1,100円 |
マイル還元率 | 0.5% |
空港ラウンジ | 利用不可 |
海外旅行傷害保険 | 最高1,000万円 |
国内旅行傷害保険 | なし |
キャンペーン特典 | 最大4,000マイル |
JALカードVisa/Mastercardのサービスに加え、東急グループでのおトクなサービスもプラスされた東急とJALの提携カードです。
JALカード TOKYU POINT ClubQは、先に紹介したJALカードVisa/Mastercardと同様のサービスが受けられ、JALマイルとTOKYU POINTの2重取りができるJAL普通カードです。
さらには後ほど記述するJALが発行するJMB WAONにもクレジットチャージができ、WAONで支払うこともできJMB WAONを利用すると1.5%還元率のマイルが貯まります。
- JALマイル
- TOKYU POINT
- JMB WAON
JALカードの中で3つのサービスでマイルが貯まるカードはJALカード TOKYU POINT ClubQだけです。
TOKYU POINTは東急沿線の加盟店でポイントが貯まるだけでなく、交通系ICカードのPASMOへオートチャージして電車やバスの乗車券として利用し、電子マネーとして買い物にも利用でTOKYU POINTが貯まりJALマイルへ交換できます。
このように東急沿線にお住まいの方は生活圏内でTOKYU POINTが貯まりやすく、そのTOKYU POINTをJALマイルに交換することで「電車やバスでもJALマイルが貯められる」のです。
JALマイルとTOKYU POINTの交換比率は以下のとおりです。
- TOKYU POINTをJALマイルへ交換(2,000ポイント単位):2,000ポイント→1,000マイル
- JALマイルをTOKYU POINTへ交換(10,000マイル単位):10,000マイル→10,000ポイント
TOKYU POINT加盟店では0.5〜3%のポイントが付与され、JALカード TOKYU POINT ClubQからPASMOへオートチャージで0.5%のTOKYU POINTが獲得できます。
JALカード特約店で2%の還元率+TOKYU POINTからの交換(0.25%)で最大2.25%が獲得できるJALカードの中でも高還元率カードです。
ただ、東急沿線沿い住まいの首都圏の方以外はこのカードを持っていてもTOKYU POINTが貯まる環境はほぼ皆無なのでJALカードVisa/Master cardで良いと思います。
ショッピングマイルプレミアム自動付帯が魅力!JAL CLUB-AゴールドカードVisa/Master card
カード名 | JAL CLUB-Aゴールドカード |
---|---|
国際ブランド | Visa / Master card |
年会費・家族カード | 17,600円 / 家族カード8,800円 |
マイル還元率 | 1% |
空港ラウンジ | 利用可能 |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万 |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万 |
キャンペーン特典 | 最大32,000マイル獲得 |
JAL CLUB-AゴールドはCLUB-Aカードに提携カード会社のゴールドサービスを兼ね備えたゴールドカードで10種類もあり、ショッピングマイルプレミアムが自動付帯ですのでふだんの買い物と飛行機に乗ってJALマイルを貯めたい方におすすめします。
首都圏住まいの方は先に記述したJAL CLUB-AゴールドTOKYU POINT ClubQを選んでください。
三菱UFJニコスがVisaとMastercardブランドを発行しているため、普通カード同様どちらの国際ブランドを選んでもJALマイルの貯まり方や年会費・ラウンジ利用など契約内容は同じなので好きな国際ブランドを選んでください。
年会費は初年度から17,600円は必要ですが、マイル還元率を上げるショッピングマイルプレミアム(4,950円)に自動付帯されるため、年会費としては実質12,650円とゴ他社ゴールドカードと大きな差異はありません。
普通カードよりステータス性が高く海外旅行保険の保証が手厚くなり、JAL便を利用したフライトでの特典が増えるところが大きなメリットです。
- ショッピングマイルプレミアム自動付帯
- フライトマイルボーナス
- カード付帯保険が充実
- 空港ラウンジの利用
- ビジネスクラスチェックインカウンター利用
カード名 | 入会後搭乗ボーナス(1回のみ) | 毎年初回搭乗ボーナス | フライトボーナス |
普通カード | 1,000マイル | 1,000マイル | 10%アップ |
CLUB-Aゴールド | 5,000マイル | 2,000マイル | 25%アップ |
とくに飛行機に搭乗した際に獲得できるボーナスマイルが2倍以上差があり、JALカード入会後初めてJAL便を利用した際の入会後搭乗ボーナスは5倍もの差です。
5,000マイルはJALカード決済相当額50万円に値するので、入会後初回JAL便利用で5,000マイル獲得は非常にメリットがあります。
普通カードでは利用できない空港ラウンジが利用できるようになり、搭乗までの待ち時間を落ち着いたラウンジ空間でゆったり過ごすこともできます。
また国際線を利用の場合、エコノミー運賃や特典航空券で予約した運賃でもビジネスクラスのチェックインカウンターを利用できるので、混雑しがちなチェックイン手続きをスムーズに完結できるため少し年会費がかかっても費用対効果は高いのがJAL CLUB-Aゴールドカードです。
これから先、Life Statusポイントを貯めてJGC修行を予定している方は、CLUB-Aカード以上が入会の条件に含まれるのでCLUB-Aゴールドは必須カードです。
マイル還元率4%驚異!JALプラチナJCBカード
カード名 | JALプラチナJCBカード |
---|---|
年会費・家族カード | 34,100円 / 家族カード17,050円 |
マイル還元率 | 1%(最大4%) |
空港ラウンジ | 利用可能 |
プライオリティパス | 最上位プレステージ会員 |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1億円(自動付帯) |
キャンペーン特典 | 最大32,000マイル獲得 |
JALプラチナカードは国際ブランドがJCBとアメックスの2種類しかなく、どちらも年会費は34,100円と同額で、JCBのみがディズニーデザインを選択できます。
CLUB-Aゴールドカード同様、ショッピングマイルプレミアムが自動付帯のため100円で1マイル貯まり、プラチナカードのみJAL航空券や機内販売購入でショッピングマイル+アドオンマイルが貯まり100円で4マイルと最大4%の還元率を誇るラグジュアリーカードです。
ショッピングマイル | |
一般の加盟店 | 100円=1マイル |
JALカード特約店 | 100円=2マイル |
JAL航空券・機内販売など | 100円=4マイル |
JAL航空券・機内販売・JALツアー購入でJALプラチナカードで決済をした場合、100円で4マイル貯まるので、JAL便をたくさん利用する方には非常に還元率の高いJALカードです。
そのほかには空港ラウンジのみならず、世界145カ国600以上の空港や都市に用意された1,600ヶ所ものラウンジを利用できるプライオリティパスの最上位プレステージ会員が付帯し、利用回数制限もない特別なサービスが付帯します。
最上位プレステージ年会費469米ドル(約70,000円/1米ドル150円換算)がJALプラチナカードの年会費を上回るため、ショッピングでマイルを貯めて飛行機にたくさん乗る人にはコスパの良いプラチナカードです。
デメリットはJCBとアメックスの2種類しかなく、どちらのデメリットは海外での利用に弱いことです。
ですので、海外での利用にはサブカードで他のVisaもしくはMaster cardが携帯必須になります。
ちなみにJCBとアメックスのスペックの大きな違いは以下のとおりです。
- 海外旅行保険の補償額(JCBの方が手厚い)
- プライオリティパス家族会員付帯(JCBは本会員のみ)
- 手荷物無料往復宅配、手ぶらでチェックインサービス(アメックスのみ)
JALプラチナJCBカードは、カード付帯保険が手厚く自動付帯なので国内外で補償されていて安心感が絶大です。
それ以外にはアメックスにはない旅行特典が充実しています。
特典提供場所 | カード特典 |
---|---|
JCB Lounge京都 | 飲料の提供・手荷物一時預かり・休憩 |
東京ディズニーリゾート | 貸切イベント招待 |
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン | JCB LOUNGE・優先搭乗・飲料提供・休憩 |
ハワイ(オアフ島) | 200以上の優待店・ワイキキトロリー無料・ラウンジ提供 |
JCBは東京ディズニーリゾートとユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルスポンサーのため、貸切イベントへ招待されたりアトラクションへの優先搭乗ができたりと特別な扱いを体験できます。
その他にもJR京都駅にあるJCBラウンジが利用でき、手荷物一時預かりや休憩ができ京都観光をストレスフリーで楽しめます。
ハワイに関しては200店以上もの優待店と提携しているのでお得な買い物ができ、ワイキキ〜アラモアナ間を運行するワイキキトリーにはカード提示で無料乗車できる特典だけでなく、ワイキキにあるJCBプラザラウンジを休憩場所と利用できたりと国内外での旅行特典が多いのもメリットです。
JALプラチナJCBカード家族会員もこれらの特典を享受できるので、JALプラチナカードはアメックスよりJCBカードをおすすめします。
ポイントサイトで貯める:年間100,000マイル
買い物やサービスの利用でポイントが貯まる「ポイントサイト」という無料のオンラインサービスがあります。
ポイントサイトで貯めたポイントをJALマイルに交換するので、間接的にJALマイルが貯められます。
「無料でそんなお得なことがあっていいの?」と思われる方もいると思いますが、広告を出したい企業とポイントを貯めたいユーザーとを繋ぐ仕組みを提供しているのがポイントサイトです。
僕自身がポイントサイト利用歴は15年を超え、できては消えゆくポイントサイトをいくつも見てきたので、運営会社が信頼できかつJALマイルを貯めるのに適したポイントサイトを紹介します。
例えば、パピタスというポイントサイトは口コミで非常に人気で430万人を超す業界トップクラスのユーザー数を誇りますが、JALマイルを貯める目的であれば人気のポイントサイトを利用すればいいというわけではなく、貯めたポイントをいかに高い交換レートでJALマイルへ交換できるかが鍵になります。
JALマイルを貯めるに特化したポイントサイトは、東証マザーズに上場している(株)セレスが運営するモッピーです。
- 運営元が東証マザーズ上場で安心
- 1,200万人を超えるユーザー数で国内最大手
- JALマイルへの交換率が実質80%の高還元レート
モッピーへの会員登録は無料で利用にお金は1円もかからず、楽天市場など大手ECサイトでの買い物・ホテル予約やクレジットカード発行・銀行口座開設などあらゆるサービスが提供されています。
ポイントサイトでポイントを貯めるにはクレジットカード発行や証券口座開設など利用すると、1回で東京ー大阪間の片道マイルを獲得できたりします。
モッピーはJALだけでなくANAへのマイル交換率が70%と高くANAマイルを貯めている人にもおすすめでき、JALマイルへは実質80%高還元はモッピーだけなのでJALマイラーの御用達ポイントサイトです。
モッピーへ会員登録が完了したから翌々月末までに5,000pt以上の獲得すると、2,000相当のポイントが獲得できます。
モッピーで貯めたポイントをJALマイルに高還元レートで交換するためには以下の3つの条件が必達です。
- モッピーのゴールド会員であること
- 交換月の当月1日から【JALマイルへの交換前】に、合計10,000ptを広告利用のみで獲得する
- 1回の交換で、12,000ptをJALのマイルに交換する。
クレジットカード発行などは1回の発行で10,000pt以上もあるので、モッピーを利用していれば難しくない条件です。
1度利用した案件サービスは次はポイント対象外だったりしますが、次々と新しい商品やサービスが生まれてうるので15年ポイントサイトの利用歴がある僕ですら案件に困ったことはありません。
家族で協力しあえばさらにポイントは貯められるので、年間10万〜15万相当のマイルは貯められます。
ポイントサイトでしっかりJALマイルを貯めたい方は、以下の記事を参考にしてください。
クレカの入会特典で貯める:カード入会時期で異なる
JALカードを複数枚作成しても初回で入会特典を受けると2枚目以降の入会特典は対象外になります。
それに比べるとANAカードは、国際ブランド別で入会特典を受けられてかつANAカード決済額に応じて受けられるボーナスマイル数が多いのが特徴です。
先ほども書きましたが、以前に家族が実際に同時期に申し込みをしたJAL・ANAカードの入会キャンペーンで得られるマイル数は以下のとおりでした。
カード名 | キャンペーン獲得マイル数 |
---|---|
JALダイナース | 100万円決済で12,000マイル |
ANA Visaワイドゴールド | 150万円決済で72,000マイル |
このようにJALカードの入会特典はANAに比べるとお得と言えるほどではないので、JALカードを複数枚作成するよりかは、他社のクレジットカードをポイントサイト経由で作成しそこで得たポイントをJALマイルに交換するほうがポイントを獲得できます。
JALカードは年会費無料で保有できるのは初年度のみですが、他社クレジットカードなら年会費無料でコストがかからないカードは山ほどあります。
モッピーを使って他社クレジットカードを申し込む流れをまずは説明します。
- モッピーへ会員登録をする
- カテゴリー→クレジットカードをクリック
- ポイント順をクリック
まずはカテゴリーからクレジットカードを選択します。
現在獲得できるポイント数の多いクレジットカード順に赤枠内を並び替え、表示された案件の中から獲得ポイント数が高くかつ年会費無料or安いクレジットカードを選択しそこから申込を完了させます。
例えば…三井住友カードビジネスオーナーズの年会費は永年無料で、モッピー経由で申し込みすると19,900ポイント獲得できます。
クレジットカード会社側が提供するキャンペーンも活用すれば、入会後に20万円以上を三井住友カードオーナーズで決済すると10,000Vポイント(5,000JALマイル)を獲得できます。
このように年会費無料のクレジットカードをモッピー経由で申し込むと9,950マイル(約100万円決済相当)がかんたんに獲得でき、クレジットカード会社の入会キャンペーンも合わせると合計で15,000マイルが獲得できます。(交換率50%の場合)
以下の3つの条件が必達であればJALマイルに実質80%高還元レートで交換できます。
- モッピーのゴールド会員であること
- 交換月の当月1日から【JALマイルへの交換前】に、合計10,000ptを広告利用のみで獲得する
- 1回の交換で、12,000ptをJALのマイルに交換する。
たった1枚、他社クレジットカード発行で29,900ポイント(14,950JALマイル)獲得できるわけです。
このように他社のクレジットカードの入会特典で爆発的にポイントを貯めてJALマイルに交換するほうがコストがほどんどかかりません。
ポイントサイトにもお祭り騒ぎになるほどの神案件もあり、つい最近では年会費無料のクレジットカードが発行するだけで高額ポイントが獲得できることがありました!
このようにモッピーを利用して他社クレジットカードを申し込むだけでJALマイルが劇的に貯まります。
注意としてはクレジットカードの信用情報は金融機関やクレジットカード会社各社で申込履歴や滞納情報など照会されるので、申し込みは1ヶ月に2〜3枚までに留めておきましょう。
またこれから住宅ローンを申し込む予定がある方は、金融機関に信用情報をこれから照会されるので住宅ローンの契約が締結してからこの貯め方を開始しましょう。(まずは住宅ローンを締結することが先決です)
フライトで貯める:期待するほど貯まらないのでオマケ
JALや提携航空会社の飛行機に搭乗したときに貯まるマイルは「フライトマイル」と呼び、JALカードで買い物をして貯めるマイルは「ショッピングマイル」と呼ばれどちらも総称で「JALマイル」と呼びます。
フライトマイルは以下の条件などによって積算されるマイル数が異なります。
- 搭乗した飛行距離(区間マイル)
- 搭乗クラスや航空券運賃
- 搭乗者の保有ステータスやJALカードの種類
国内線よりも飛行距離の長い国際線、エコノミークラスよりもビジネスクラスの方がフライトマイルが多く貯まるのは理解できるかと思います。
ちなみにマイルを使って予約する特典航空券の場合はフライトマイルは貯まらないので、お金を出して航空券を購入した場合のみフライトマイルが貯まります。
そうすると実際に航空券を買って飛行機に搭乗してマイルを貯めることがどれほど非効率であるかがわかります。
ちなみに、東京(羽田)ー沖縄(那覇)まで普通席(積算率100%)で搭乗した場合でも、獲得できるマイル数は片道984マイルで往復してもたったの1,968マイルしか獲得できません。(JMB会員・普通席の場合)
日本〜ハワイ特典航空券が4万マイル〜必要で、東京ー沖縄間を20往復してもわずかに4万マイルに足らず、積算率100%運賃でこの貯まり方なので、タイムセールなどで売り出される格安運賃ならさらに非効率なのがわかります。
飛行機に乗ってマイルが貯まる=よほどの出張族orファーストクラスを乗れるぐらいの大富豪しか貯まりません。
よって、飛行機に乗ってマイルを貯めるはオマケみたいなものであって現実的ではないのが理解できたかと思います。
それなら毎日の食費や日用品など生活に関わる出費をJALカードで決済し、ポイントサイトを経由して各種サービスを活用する方がマイルが圧倒的に貯まります。
JALマイルを貯める際の注意点
JALマイルには有効期限がある
JALカードで決済したマイルは自動的にあなたのJALマイレージバンク口座へ毎月積算されます。
毎月決まった日にJALカード決済分のJALマイルが勝手に積算されていくので、マイルを貯め始めた方にはマイルの貯まり方が非常にわかりやすく有効期限の管理もしやすいのがJALカードのメリットですが、マイルが積算された月の36ヶ月後月末がマイルの有効期限なので、2024年10月に積算されたJALマイルの有効期限は2027年10月末ときっちり有効期限が36ヶ月後になります。
一方のANAカードは一旦は提携クレジットカード会社のポイントとして貯まりそのポイントをマイルへ交換することができ、有効期限を36ヶ月以上に先延ばしできるのです。
3年間という期間は人によって長く短くも感じ、有効期限がきっちりあるため「コツコツ貯め続ける」ことができません。
特典航空券の変更やキャンセルがしづらい
JAL特典航空券は予約が完了したあとに無料で変更ができず、取消手数料が国内線は1,000円国際線派3,100円を払って取消したあとに再予約をする必要があります。
- 搭乗区間の変更
- 同一区間で別便への変更
例えば特典航空券で伊丹ー羽田を予約していた場合、関西ー羽田に変更したくても手数料を払って再予約する必要があり、伊丹ー羽田で搭乗前の便に空席があっても予約変更はできません。
JAL特典航空券は柔軟なチケットではなく、格安チケットのように「変更ができない。できても手数料が発生する」と覚えておいてください。
その点、ANAは特典航空券に空席あれば、日付と同区間での搭乗便の変更が無料でできます。
そのため特典航空券で希望の日が取れなくても、同一区間で予約を完了させておき希望日に空席がでれば無料で変更ができるので柔軟な対応ができます。
JALマイルの貯め方まとめ
JALマイルをふだんの生活で貯まる具体的なイメージがついたかと思いますが、ANAマイルとの大きな違いは「JALマイルは貯まりにくいが使いやすい」です。
マイルをたくさん持っていても使いにくいANAより、日々の決済、ポイントサイトや他社クレジットカードの発行で充分にJALマイルは貯めることができます。
生活するための必要経費で毎年ハワイへ旅行できると思えたなら、今すぐJALカードを申し込みましょう!
最後におまけで僕自身が活用しているJALマイルの貯め方をお伝えします。
おまけ:私のJALマイルの貯め方
JALカードにはマイルが2倍貯まるJALカード特約店というのがあります。
- イオン
- ウエルシア
- マツキヨ・ココカラファイングループ
- 大丸・松坂屋
- ファミリーマート
- ルートインホテルズ
- トヨタレンタカー/タイムズレンタカー
これらは一部の特約店ですが、ふだんの生活で利用する機会が多く特にイオン・ファミリーマート・ウエルシアやマツキヨなどのドラッグストアは食材や日用品で購入する頻度が多く決済額も高額です。
JAL特約店を駆使しまくる!
毎日食べる食材・洗剤やトイレットペーパーなど日用品を購入するお店をJALカード特約店に変えるだけで以下のようにマイルが2倍で貯まって行きます。
例)毎月一般的なスーパーで5万円食費をJALカードで決済をします。
特約店ではないスーパー | 500マイル/月 | 6,000マイル/年間 |
---|---|---|
JAL特約店のイオン | 1,000マイル/月 | 12,000マイル/年間 |
お財布から出ていくお金は同じでも貯まるマイルが2倍多くなるので、特約店を駆使すれば出費は変わらずマイルは貯まりやすくなるわけです。
JALカード特約店でJALカードで買い物するだけなので、キャンペーンのエントリーをしたり◯日2倍デーなど何も手間やむずかしいことはなくストレスフリーなのもいいです。
- イオン(食料品・日用品・生活に関わるほとんどが買える)
- ウエルシア(日用品・食料品など)
- マツキヨ・ココカラファイングループ(日用品・食料品など)
- 大丸・松坂屋(ギフト・お歳暮・冠婚葬祭など)
- ファミリーマート(ほかのコンビニへ行くならファミマへ)
- ルートインホテルズ(ほかのビジネスホテルならルートインへ)
- トヨタレンタカー/タイムズレンタカー(旅行や出張時の見方)
僕自身、JAL特約店を駆使しているので毎月よりお得にJALマイルが貯まっています。
ここからはさらにイオンでJALマイルがお得に貯まる方法を解説します。
JALマイラーはイオン最強説!
イオンでの買い物は食材を始めとし日用品・生活用品・家具などイオンで購入できるものはたくさんありますが、イオンが発行するWAONを使ってさらにお得にJALマイルが貯まる方法です。
2007年10月にJALとイオンは業務提携を開始し、JALカード特約店やJMB WAONの発行など互いの会員への利便性と満足度を向上させるために今現在も強固な業務提携が続いています。
イオンが発行する電子マネー「WAON」にJALマイレージの機能を付け加えた「JMB WAON」がJALマイルを貯めるキーアイテムです。
WAONは電子マネーなのでお金をチャージしてWAON決済ができるお店で支払うのですが、このJMB WAONへはJALカードでクレジットチャージができ、そのクレジットチャージした分は100円=1マイル貯まります。(ショッピングマイルプレミアム加入済み前提)
そしてクレジットチャージしたJMB WAONで支払いをすると200円=1マイル(0.5%)貯まるので、JALカードでクレジットチャージしてJMB WAONで支払うことで1.5%還元率でJALマイルが貯まります。
WAONで支払えるお店は2024年9月時点で全国143万ヶ所で利用できるので、JAL特約店ではないお店でWAON支払いができるならJALカードで決済するより、JALカードからクレジットチャージしたJMB WAONで支払う方がお得になります。(JALカード決済のみ1%・JALクレジットチャージ+JMB WAON支払1.5%還元率)
例)IKEAで5万円の家具を購入した場合…
JALカード決済(1%) | 500マイル |
---|---|
JMB WAON決済(1.5%) | 750マイル |
このようにちょっと支払い方法を変えるだけで、JALマイルの貯まり方に差がでてきます。
ちなみにクレジットチャージには3の方法があります。
- お店でチャージする(WAONステーション・イオン銀行ATMなど)
- WAONステーションアプリ(iPhoneのみ対応)
- オートチャージ(事前に設定した残高になると自動的にチャージされる)
オートチャージを設定していれば残高不足になれば自動的にチャージするので残高不足になることはなく、手間もかからず便利です。
JALマイラーはイオン最強説!
まずはJALカード+JMB WAONでの1.5%還元率ができたところで、次はイオンでの買い物にもひと工夫するだけでお得にJALマイルが貯まります。
毎月5,15,25日お客さまわくわくデー
イオンにはお客さまわくわくデーが毎月5,15,25日に開催され、5の付く日はJMB WAON払いの還元率が200円=1ptではなく2倍の200円=2pt(1%還元)になります。
- JALカードからクレジットチャージをする(1%還元率)
- 毎月5,15,25日にJMB WAONで払う(1%還元)
合計で2%還元になります。
ここで気づく方もいると思いますが、イオンは特約店なのでいつでもJALカード決済なら2%還元率なので、わざわざクレジットチャージをしてJMB WAONで支払う必要もありません。
ですがイオンに行くとWAON POINTボーナスと書かれた札がが商品値札に貼ってあります。
値札に以前までは記載されていましたが「JMB WAONでの支払いは半分がJALマイルになります」
例えばこの商品をJMB WAONで支払った場合、半分がJALマイルになりますがJALカード決済で支払った場合はこの商品を買っていても WAONボーナスPOINTは獲得できません。
この商品を例に例えると…この商品を1点含めて1万円の食材を購入をした場合(WAONボーナスPOINT30ポイント)
JALカード決済 | 200マイル |
---|---|
JALクレジットチャージ+JMB WAON決済 | 215マイル(200マイル+15マイル) |
このように毎月5,15,25日に買い物をするなら、WAONボーナスPOINT商品を買うのであればJALカード決済よりJMB WAON合わせ技で決済をする方がお得になります。
毎月10日ありが10デー
毎月10日に開催されるありが10デーは、JMB WAON払いの還元率が200円=1ptではなく10倍の200円=10ptになります。
- JALカードからクレジットチャージをする(1%還元率)
- 毎月10日にJMB WAONで払う(2.5%還元)
合計3.5%還元になります。
クレジットチャージしたJMB WAON支払い総額に対して3.5%還元になるため、1万円の購入で以下のとおり獲得できるマイル数がJALカード決済のみとは大きく異なります。
JALカード決済 | 200マイル |
---|---|
JALクレジットチャージ+JMB WAON決済 | 350マイル |
ここへWAONボーナスPOINT付き商品が含まれるともっと獲得できるマイル数が大きくなるのは明らかです!
毎月10日はイオンでクレジットチャージしたJMB WAONで支払うのが正解です!
JMB WAONで税金・公共料金をを支払いJALマイルゲット!
JMB WAONはJALマイルを貯めるには強いとお分かりになったと思いますが、ここからはもっと最強です!
イオングループであるコンビニのミニストップで公共料金や税金を支払うことができる自治体が日本全国で増えています。
公共料金や税金はクレジットカード決済でも支払えますが、JALカードで決済をすると100円=1マイル(1%還元)ですが、先に解説したJALカードとJMB WAON合わせ技を活用すると同じように1.5%もしくは2%還元です。
ただこの技はすべての人が対象にならず、お住まいの自治体から送付される納付書番号が対象であることと、生活圏にミニストップ店舗があるかどうかです。
自治体から送付された納付書バーコード下に記載された(91)に続く番号が掲載されている番号のみがミニストップでJMB WAON支払いができる納付書です。
運よく僕の住む自治体は納付書に記載番号が対象番号なので、以下の納付書はミニストップでクレジットチャージをしたJMB WAONで支払っています。
- 水道料金
- 住民税
- 固定資産税
- 事業税
ミニストップも毎月5,15,25日はWAON支払い2倍のわくわくデーが適用なので、この3日であればクレジットチャージ+JMB WAON合わせ技で2%還元でJALマイルを獲得できます。
住民税や固定資産税は納付する金額が大きいのでその分マイル加算も多くなり、よりお得にマイルを貯めることができます。
ここまで解説したようにJALマイルを貯めるにはイオンもしくはJMB WAONを駆使すれば、1.5%〜3.5%還元率でマイルを獲得できるため非常に重要な加盟店です。
貯め始めはすこしややこしく感じますが慣れてしまえばかんたんですので、イオンとJMB WAONを活用することでお得にJALマイルを獲得することができます。