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ソラチカゴールドカード完全解説【2024年12月最新版】特典・ポイント還元率・審査・メリット・デメリットまで紹介

日常の支払いでANAのマイルを貯めたい、陸マイラーにおすすめのクレジットカードであるソラチカゴールドカード。

正式名称は、ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDと呼ばれ、「To Me CARD PASMO」と「ANAカード」、そして「ゴールドサービス」が一体化した万能カードとしても知られています。

本記事では、ソラチカゴールドカードの基本情報や特典、保有するメリットやデメリットについて解説します。

ポイントからANAマイルへの還元率を最大1.5625%まで高める方法も合わせて解説します。

もし、他のANAカードを検討したい場合には、以下を参考にしてください。

目次

ソラチカカードゴールドの基本情報

年会費(本会員)15,400円
年会費(家族会員)2,200円
国際ブランドJCB
申込資格本会員: 20歳以上(学生不可)で本人に安定継続収入がある
家族会員: 生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)
ポイントOki Dokiポイント、ANAマイル、メトポ
マイル移行換算率10マイル
海外旅行傷害保険最高1億円
国内旅行傷害保険最高5,000万円
モバイル決済Apple Pay / Google Pay

年会費

ソラチカカードゴールドの年会費については以下の通りです。

  • 本会員:15,400円
  • 家族会員:2,200円

年会費15,400円は特典などが充実した他のゴールドカードと比較をしても、抑えられた価格設定で保有がしやすいカードであることがわかります。

ゴールド・カード名称年会費
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード39,600円
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード34,100円
JALカード CLUB-Aゴールドカード17,600円
JALカード TOKYU POINT ClubQ CLUB-Aゴールドカード17,600円

ポイント還元をうまく活用すれば、年会費の元を取ることも十分に可能です。

家族会員については無料でのカード発行枠は設けられておりませんが、年間2,200円と一ヶ月あたりで考えればわずか180円程度で保有ができます。

申込資格

ソラチカカードゴールドの申込資格については以下の通りです。

  • 本会員: 20歳以上(学生不可)で本人に安定継続収入のある方
  • 家族会員: 生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方

本会員については、20歳以上で会社員等としているため働いている方であれば誰でも申し込みができます。

審査基準については公開されておりませんが、特別高収入でなければ保有できないカードというわけでもありません。

ポイント還元について

ソラチカカードゴールドは、3つのポイント・マイルがたまる珍しいカードです。

メトロポイント

メトロポイントは、ソラチカカードゴールドに付帯するPASMOの利用、クレジットカードで東京メトロの定期券を購入すると獲得をすることができます。

利用シーンごとのメトロポイントの付与に関しては以下の通りです。

■乗車回数ポイントで貯める

メトポに登録したPASMOで、改札機により入出場した際の運賃に東京メトロ線が含まれる場合、1乗車ごとにポイントが貯まります。

平日・1乗車ごと
(定期券・企画券区間外)
土休日・1乗車ごと
(定期券・企画券区間外)
20ポイント40ポイント

■電子マネーポイントで貯める

メトポに登録したPASMOで、To Me CARD会員限定ポイントサービス加盟店にてPASMO電子マネーを利用すると、ポイントが貯まります。

店舗
200円利用ごと
自動販売機
100円利用ごと
2ポイント2ポイント

■クレジットカードでの支払いで貯める

ソラチカカードゴールドで東京メトロの定期券等をクレジット決済する。

東京メトロ定期券等のお支払い1,000円につき
5ポイント & カード会社ポイント1ポイント(または、5・10マイルのいずれか)

東京近郊にお住いの方で、通勤や通学でメトロを利用する機会の多い方であれば、知らず知らずのうちにポイントが貯まりまる。

特に土日・祝日はポイント加算率がアップするため、目的地まで複数路線を選択できるのあればぜひ東京メトロを活用していきましょう。

Oki Dokiポイント

ソラチカカードゴールドのクレジットカード機能を使い、支払いを行った場合に貯まるのがOki Dokiポイントです。

色々なポイントが貯まる、ソラチカカードゴールドですが基本的にはOki Dokiポイントが貯まると覚えておいてください。

Oki Dokiポイントは1,000円の利用に対して1ポイントの付与が行われます。

毎回の支払いではなく、月額の利用料金に対してポイント加算が行われるため、100円のお買い物を10回しても1ポイント獲得できるため、無駄がないのも特徴です。

ANAマイル

引用:ANAマイレージクラブ公式サイト

ソラチカカードゴールドは、ANAのマイルを貯めるカードとしての機能を有しているため、ANAカードマイルプラス加盟店でカード決済を行った場合、Oki Dokiポイントは別に100円または200円につき1マイルの獲得ができます。

ANAカードマイルプラス加盟店の一例については以下の通りで、セブン‐イレブンやスターバックスなど日常使いができるお店が多数登録されているのも使い勝手の良いおすすめポイントです。

その他のお店については、公式ホームページを参考にしてください。

ANAカードマイルプラス加盟店(一例)

  • セブン‐イレブン
  • スターバックス
  • ヤマダデンキ
  • マツモトキヨシ(店舗・オンラインショッピング)
  • ANA・ANAグループ
  • ANAのふるさと納税

JCBスターメンバーズの条件達成で、還元率UP

JCBスターメンバーズとは、年間の決済利用金額に応じてOki Dokiポイントの倍率がアップするお得なサービスです。

※倍率アップ分のポイントについては、ボーナスマイルとしての加算です。

メンバーランクは3つの種類が用意されており、最大1.25倍までポイントの還元率適用されます。

メンバーランク・年間利用額倍率
ロイヤルα・300万円~1.25倍
スターα・100万円~1.2倍
スターβ・50万円~1.1倍

1.25倍の適用を受けるためには年間で300万円のカード利用が必要ですが、ひと月あたりで計算をすると25万円です。

家賃や水道光熱費などの支払いでカードを利用すれば十分にクリアできる金額のため、ぜひ日常の支払いはすべてソラチカカードゴールドへ集約することをおすすめします。

ポイントからANAマイルへの交換レート

引用:JCBカード公式サイト

メトロポイントからANAマイルの交換

引用:Tokyo Metro To Me CARD公式サイト

メトロポイントをANAのマイルへ交換をする際は、100ポイントを90マイルへ交換できます。

手数料等は不要です。

1回の申し込みで最大20,000ポイントまでが手続き可能で、手続きには約1~2か月程度の時間がかかる点は注意してください。

Oki Dokiポイントからマイルへは2つのコースから選択可能

ソラチカカードゴールドで貯めたOki DokiポイントをANAマイルへ交換をする際は、2つのコースからあらかじめ1つ選択しておく必要があります。

交換のレートについては、最大で1ポイント=10マイルです。

区分コース名称移行レートマイル移行手数料
マイル自動移行コースマイル自動移行コース10マイル1ポイント=10マイル5,500円(年間)
マイル自動移行コース5マイル1ポイント=5マイル無料
マルチポイントコースマルチポイントコース10マイル1ポイント=10マイル5,500円(年間)
マルチポイントコース5マイル1ポイント=5マイル無料

どちらのコースを選んでも移行レートについて違いはありませんので、ANAのマイルを頻繁に利用するかそうでないか、ニーズに合わせて選択してください。

考え方のポイントとしては、Oki Dokiポイントの有効期限は36ヵ月、ANAのマイルの有効期限も36ヵ月である点です。つまり、最大で6年のキープができます。

マイル自動移行コースを選択した場合、Oki Dokiポイントからすぐにマイルへ変わってしまうため、この期間が短くなってしまう点は注意しましょう。

スマリボの活用で、Oki Dokiポイント2倍

スマリボとは、国内・海外問わずショッピング1回払い利用分が自動的にリボ払いになるサービスです。

カードを使いすぎた場合でも、毎月の支払金額を一定にできるメリットがあります。

ソラチカカードゴールドでは、スマリボを使い、「ショッピングリボ払い手数料」の支払いがあるユーザーに対してOki Dokiポイントの付与を2倍にする特典を用意しています。

※特典として付与されるポイントについては、ボーナスマイルとしての加算です。

ただし、リボ払いについては所定の手数料が発生するために使いすぎには注意してください。

すべての特典を活用すると、最大で1.5625%のマイル還元率が実現

ここまで紹介した話をまとめると、JCBスターメンバーズとスマリボを利用し、獲得したボーナスポイントをANAのマイルへ交換すると、通常獲得時のポイントと合わせて最大で1.5625%のマイル還元率の実現が可能です。

※ボーナスポイントは、一度メトロポイントに交換を行い、ANAマイルへ更に交換をする必要があります。この際のレートについては、1ポイント=3マイルです

非常にわかりにくいため、JCBスターメンバーズとスマリボで獲得したポイントからマイルへの還元率をまとめると以下の通りです。

メンバーランク・年間利用額スターβ・50万円~スターα・100万円~ロイヤルα・300万円~
基本マイル還元率1.0%1.0%1.0%
JCBスターメンバーズのボーナス
※メトポ経由の還元率を適用
0.045%0.009%0.1125
スマリボのボーナス
※メトポ経由の還元率を適用
0.45%0.45%0.45%
合計マイル還元率1.495%1.54%1.5625%

スマリボのボーナスに関しては、手数料の観点などからも多用することは現実的ではないため、実際のところは最大でも1.1125%の還元率が適用されると考えておくことがおすすめです。

まとめ:マイル還元率をアップする方法
  • Oki Dokiポイントは、移行コース10マイルを選択する
  • 年間300万円以上のカード決済を行い、ロイヤルαのメンバーランクを獲得する
  • ボーナスポイントは、メトポ経由でANAマイルに変える

ソラチカカードゴールドの豪華特典

ここからは、ソラチカカードゴールドに付帯する特典にはどのようなものがあるかについて紹介します。

ボーナスマイルが沢山もらえる

ソラチカカードゴールドでは、カードへの入会時、ANAのフライト利用時、カードの継続時にボーナスマイルの付与を行っています。

通常入会特典搭乗ボーナスマイル継続ボーナスマイル
2,000マイル×25%2,000マイル

様々なシーンでマイルが獲得できるのは、マイルを貯めたいユーザーにとっては嬉しい限りです。

搭乗ボーナスマイルについては、利用日や利用区間等を入力するだけで実際にどれくらいのマイルが獲得できるのか事前にシミュレーションができるサイトも用意されています。

下記はシミュレーション結果の一例です。自分が利用する予定の区間でどれくらいのマイルが獲得できるのか、ぜひ実際に公式サイトから確認をしてみましょう。

「搭乗日:11月30日、羽田発→那覇行き、運賃種別4、ソラチカカードゴールドを使用」という条件で獲得できるマイル数は以下のとおりです。

引用:ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

世界中の空港ラウンジが利用できる

ソラチカカードゴールドでは、2つの種類のラウンジ特典が利用可能です。

国内線の空港ラウンジ

引用:IASS 株式会社アイ・エー・エス・エス公式サイト

ソラチカカードゴールドを保有すると、日本の主要空港に設置された、提携カード会社ラウンジを無料で利用できます。

ラウンジ内ではソフトドリンクやWIFIなどが用意されており、出発ロビーの混雑を避けて飛行機出発までの時間をお過ごしいただけます。

航空会社ラウンジのようなアルコールや軽食の提供は有料のため、サービスのレベルについてはやや見劣りしてしまう部分がある点にはご注意ください。

また、同伴者についての無料枠を設けられていないため、利用をする場合は各ラウンジが定める料金の支払いが必要です。

エリア空港ラウンジ
北海道新千歳空港スーパーラウンジ
ロイヤルラウンジ
ノースラウンジ
【休業中】トラベラーズラウンジ
函館空港ビジネスラウンジ「A Spring.」
東北青森空港エアポートラウンジ
秋田空港ロイヤルスカイ
仙台空港ビジネスラウンジ East Side
関東
甲信越
成田国際空港第1ターミナルIASS Exective lounge1
成田国際空港第2ターミナルIASS Exective lounge2
羽田空港第1ターミナルPOWER LOUNGE NORTH
POWER LOUNGE SOUTH
POWER LOUNGE CENTRAL
羽田空港第2ターミナルエアポートラウンジ(南)
POWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE NORTH
羽田空港第3ターミナルTIAT LOUNGE
SKY LOUNGE
【休業中】SKY LOUNGE SOUTH
新潟空港エアリウムラウンジ
東海
北陸
中部国際空港プレミアムラウウジセントレア
第2プレミアムラウンジセントレア
富山空港らいちょう
小松空港スカイラウンジ白山
近畿関西国際空港六甲
金剛
アネックス六甲
伊丹空港ラウンジオーサカ
神戸空港ラウンジ神戸
中国
四国
岡山空港ラウンジマスカット
広島空港ビジネスラウンジ「もみじ」
米子鬼太郎空港ラウンジ DAISEN
山口宇部空港ラウンジきらら
高松空港ラウンジ讃岐
松山空港ビジネスラウンジ
徳島空港「ヴォルティス」
九州
沖縄
北九州空港ラウンジひまわり
福岡空港ラウンジTIMEノース
ラウンジTIMEサウス
ラウンジTIMEインターナショナル
熊本空港ラウンジASO
長崎空港ビジネスラウンジ「アザレア」
大分空港ラウンジくにさき
宮崎ブーゲンビリア空港ブーゲンラウンジひなた
ラウンジ大淀
鹿児島空港スカイラウンジ菜の花
那覇空港ラウンジ華~hana~
ハワイダニエル・K・イノウエ
国際空港(ホノルル)
IASS HAWAII LOUNGE

ラウンジ・キー

引用:ラウンジ・キー公式サイト

ラウンジ・キーは、世界1,400ヵ所以上の空港ラウンジを有料で利用できるサービスです。

利用料金については、US35ドル(代替ラウンジ飲食店はUS27ドル)。同伴者も同料金で利用が可能です。

ソラチカカードゴールドには、プライオリティ・パスが付帯しないため海外旅行の際などに空港ラウンジを利用する際には、本特典を活用していきましょう。

使えるラウンジ・飲食施設の一例については以下の通りで、その他の空港の情報については公式サイトから検索可能です。

空港ターミナル施設名
東京・成田国際空港第1ターミナル・I.A.S.S Executive Lounge 1
・I.A.S.S Superior Lounge -NOA-
・Japanese Grill & Craft Beer TATSU
・肉料理 やきすき やんま
第2ターミナル・9h nine hours Narita Airport
・I.A.S.S Executive Lounge 2
・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-
・鉄板焼 道頓堀 くり田
東京国際空港(羽田)第3ターミナル・ぼてぢゅう屋台
羽田エアポートガーデン・All Day Dining Grande Aile
第1ターミナル・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK
大阪・関西国際空港エアロプラザ・KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA
第1ターミナル・Botejyu 1946
・Card Members Lounge Annex Rokko
・Card Members Lounge Kongo
・Card Members Lounge Rokko
・Japan Travelling Restaurant by BOTEJYU

旅行傷害保険が最大1億円

ソラチカカードゴールドには、海外旅行・国内旅行中の病院での治療代金など補償する旅行傷害保険が付帯されています。

ここでは、それぞれの保険の概要について解説します。

なお、保険については利用に際して細かな規定などが設けられているため、詳細については公式ホームページも合わせてご確認をお願いします。

またどちらの保険とも、カードを保有しているだけで万が一の際に補償を受けることのできる「自動付帯」制度であることも、ソラチカカードゴールドの魅力です。

海外旅行傷害保険

海外旅行傷害保険では、病院での治療費だけではなく、ホテルの備品などを壊してしまった際の賠償責任、日本から家族が病院へ駆けつけるための救援者費用等、幅広い補償が用意されています。

補償金額については最高1億円と、金銭面でも充実している点が特徴です。

保険の種類本会員 / 家族会員家族特約
傷害 死亡・後遺障害最高1億円最高1,000万円
傷害 治療費用1回の事故につき300万円限度1回の事故につき200万円限度
疾病 治療費用1回の病気につき300万円限度1回の病気につき200万円限度
賠償責任1回の事故につき1億円限度1回の事故につき2000万円限度
携行品損害1旅行中
50万円限度
保険期間中100万円限度
救援者費用等400万円限度200万円限度
補償対象旅行期間3ヵ月

国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険は、以下に記載した「保険金が支払われる場合」に該当する旅行中の事故等に対して、入院・手術・通院などに関する費用の補償を行います。

補償金額については最高5,000万円です。

保険の種類保険金額
傷害 死亡・後遺障害最高5,000万円
傷害 入院日額
※8日以上の治療から対象
5,000円
事故日から180日限度
傷害 手術
※8日以上の治療から対象
入院日額×倍率(10倍、20倍または40倍)
1事故につき1回限度
傷害 通院日額
※8日以上の治療から対象
2,000円
事故日から180日以内90日限度

以下に記載の通り、自分自身が起こした交通事故による治療や通院、個人で手配した旅行中に滑って転んで怪我をしたなど、すべての国内旅行で起こった事故に対して保険金が支払われるわけではない点については注意が必要です。

保険金が支払われるケースについては、以下の文章をよく読み事前に把握をしておくことが大切です。

保険金が支払われる場合

  • 被保険者が日本国内を旅行中、乗客として公共交通乗用具※1搭乗中に傷害を被った場合
  • 被保険者が日本国内を旅行中、旅館、ホテル等の宿泊施設に宿泊者として滞在中に、火災・爆発事故により傷害を被った場合
  • 被保険者が宿泊を伴う募集型企画旅行※2, 3に参加中に傷害を被った場合

※1, 2, 3 公共交通乗用具、募集型企画旅行の詳細については下記をご確認ください

※国内旅行傷害保険において入院保険金・手術保険金・通院保険金は、事故日を含めて7日以内に治療を終了された場合にはお支払いの対象とはなりません

*1公共交通乗用具…
航空法、鉄道事業法、海上運送法、道路運送法などに基づき、それぞれの事業を行う機関によって運行される航空機、電車、船舶、バスなどをいいます

*2募集型企画旅行…
平成16年12月16日国土交通省告示第1593号に定められた標準旅行業約款募集型企画旅行契約の部第2条第1項に規定するものをいいます。詳しくは旅行代理店にご確認ください

*3募集型企画旅行に参加中…
募集型企画旅行に参加する目的をもって当該募集型企画旅行日程に定める最初の運送・宿泊機関など(募集型企画旅行に参加するために個別に利用する機関は含みません)を利用した時から最後の運送・宿泊機関などの利用を完了するまでの期間をいいます。ただし募集型企画旅行の行程から離脱した期間は除きます

他にも特典が盛りだくさん!

引用:JCBカード公式サイト

ソラチカカードゴールドは、JCBが用意をしているゴールド会員向けの各種特典・サービスの利用が可能です。

旅行やエンターテイメント、ライフスタイルなど様々な分野の特典が用意されているため、気になるものがないか下記の一覧で確認しておきましょう。

また期間限定の特典等も提供されているため、最新の情報は公式ホームページも合わせて確認してください。

ジャンル特典
グルメ厳選のグルメを自宅で堪能
旅行Taxi GO特典
S.RIDE特典
マリーナベイ・サンズ特典
東京ディズニーリゾート(R)・バケーションパッケージ会員限定オリジナル宿泊プラン
ANAビジネスジェット 優待サービス
海外宿泊予約でポイント12倍
国内宿泊予約でポイント5倍
手荷物無料宅配券サービス
ハーツレンタカー割引サービス
エンターテインメントゴルフエントリーサービス
ゴールドゴルフイベント
JCBゴルファーズ倶楽部 楽天SGC会員
映画やジムなどさまざまな優待
ライフスタイル会員情報誌「JCB THE PREMIUM」
ゴールドフラワーサービス
ドクターダイレクト24(国内)
人間ドックサービス
JCB暮らしのお金相談ダイヤル
SECRET MALL(全品ネット最安値保証)
SERENDIP(書籍ダイジェストサービス)
「セコム・ホームセキュリティ」導入優待
ポイントスターバックスでOki Dokiポイント20倍
JCBオリジナルシリーズパートナー
ポイント優待サイト Oki Doki ランド

ソラチカカードゴールドのメリット

ポイント付与の仕組み特典などについて理解したところで、その他にはどんなメリットがソラチカカードゴールドにはあるのかについて解説します。

PASMOオートチャージ機能が搭載されている

引用:PASMO(パスモ)公式サイト

ソラチカカードゴールドには、交通系ICカードのPASMOが装備されており、あらかじめ設定した残額を下回った場合に、自動的に設定金額までチャージを行うオートチャージ機能が利用できます。

オートチャージ機能を利用すれば、毎回券売機などでチャージを行う手間、残額不足で電車などに乗れないといったトラブルも回避できます。

マイル還元率が1.5625%と高い

すでに解説した通り、ソラチカカードゴールドで貯めたポイントをANAマイルへ交換する際の最大還元率は1.5625%です。

一般的にクレジットカードのポイントからマイルへの還元率については、1.0%前後が平均であることを考えるとかなり高い還元率と言えます。

カードの年会費とマイルの還元率のバランスで考えると、ANAマイルを貯めるクレカを選ぶならソラチカカードゴールド一択と言っても過言ではありません。

旅行保険が自動付帯である

ソラチカカードゴールドに付帯する、海外旅行・国内旅行傷害保険はカードを持っているだけで万が一の際に補償の適用を受けることのできる、自動付帯制度を採用しています。

クレジットカードに付帯する保険の中には、利用付帯制度と呼ばれる仕組みを採用し、旅行代金などをクレジットカードで支払うことで保険の対象とするケースもあります。

利用付帯の場合、自身が旅費などを払っていない旅行では保険の適用を受けることができないため、持っているだけで補償の対象になる点は大きなメリットです。

自動付帯の利用付帯の違い
  • 自動付帯:カードを持っているだけで、保険の適用を受けることが可能
  • 利用付帯:旅費などを所定のカードで事前に支払うことで、保険の適用を受けることが可能

ソラチカカードゴールドのデメリット

メリットを理解したあとは、申込後の後悔や失敗を防ぐためにも、カードのマイナスの側面、デメリットについても解説します。

ポイント還元には強いが、特典に関して魅力がない

ソラチカカードゴールドは、ポイントからマイルへの還元については魅了があるものの、付帯する特典に関してはあまり魅力的ではありません

空港ラウンジやボーナスマイルを除く特典に関しては、一般カードにも付帯するような内容ばかりです。

ゴールドカードでよくあるレストランの無料利用、無料でラウンジが利用できるプライオリティ・パスは付帯しない点には注意してください。

ソラチカカードゴールドの年会費は15,400円とそこまで高くないため、アメックスゴールドプリファードなど特典の充実したクレカとの2枚持ちをすることもおすすめします。

JCBは海外での決済に弱い

引用:JCB公式サイト

ソラチカカードゴールドのクレジットカードの国際ブランドはJCBです。

JCBは日本発祥の国際ブランドで、日本国内の加盟店数は非常に多いですが、海外の加盟店数に関しては、VISAやMastercarと比較をするとまだまだ少ないといった現状です。

そのため海外旅行に行く際に、ソラチカカードゴールドを持っていくと決済ができないといった場合があります。

海外での加盟店数も日々増えている現状ではありますが、ユーザーとしては今後一層の加盟店数の増加を期待したいところです。

SFCに設定できない

SFCとは、スーパーフライヤーズカードの略称でANAの上級会員である、「ダイヤモンドサービス」メンバー、または「プラチナサービス」になると発行ができるクレジットカードです。

簡単に説明をすると、ANAの上級会員の示す会員証とクレジットカードが一体となったものとお考えください。

SFCに設定ができるクレジットカードは一部のANAカードに限定されており、ソラチカカードゴールドは非対応です。

将来的にSFCカードを保有したいと考えている場合にはご注意ください。

SFC(スーパーフライヤーズカード)対応のクレジットカード
  • ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)
  • ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード
  • ANAダイナース スーパーフライヤーズカード
  • ANAアメリカン・エキスプレス® スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード
  • ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
  • ANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカード
  • ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
  • ANAアメリカン・エキスプレス® スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード

東京都近郊に住んでいないとメトロ乗車時のポイント加算は受けられない

ポイント還元の部分でも解説した通り、ソラチカカードゴールドを利用すると、東京メトロに乗車をする際にポイントの獲得ができます。

非常に魅力的である反面、東京近郊以外の都市に住んでいると利用できる機会が旅行や出張などの場合に限られ、カードの魅力を十分に発揮することは難しいです。

もちろん、東京メトロ以外の地下鉄を利用した場合はポイント加算の対象外です。

地方都市にお住いの方は、メトロ乗車時のポイント加算についてはほぼ利用できないことを事前に頭に入れておきましょう。

ソラチカカードゴールドのキャンペーン情報

ソラチカカードゴールドでは、期間限定で最大113,000マイル相当が獲得できる入会キャンペーンを実施中です。

大量にマイルを獲得できるまたとないチャンスのため、ぜひキャンペーン開催中にカードへ入会することをおすすめします。

通常入会特典:2,000マイルを獲得

ソラチカカードゴールドでは、カードへ入会するだけで2,000マイルの獲得ができます。

2,000マイルをカード決済で獲得するとなると、200万分に相当するためとてもお得な入会特典であることがわかります。

2025年1月15日(水)までの限定特典:36,000マイル相当を獲得

通常入会特典にプラスして2025年1月15日(水)までにカードへ加入し、以下の条件を満たした上で、期日までに150万円以上の決済をすると最大36,000マイル相当のOki Dokiポイントの獲得ができます。

必須条件

  • おしらせメール配信の登録
  • キャンペーンの参加登録
  • MyJCB(登録無料)へログイン

ポイントについては、4つの段階の決済額に応じて付与が行われるため、30万円以上の決済があれば最低でも6,000マイル相当のポイントの獲得が可能です。

決済期間については2025年1月15日(水)までとなっており、入会時期が早ければ早いほど、条件クリアの確率が高まります。

本キャンペーンの利用を検討している場合は、早めの申込がおすすめです。

カードの利用金額キャンペーン特典
30万円以上2,000 Oki Dokiポイント(6,000マイル相当)
70万円以上3,000 Oki Dokiポイント(9,000マイル相当)
100万円以上8,000 Oki Dokiポイント(24,000マイル相当)
150万円以上12,000 Oki Dokiポイント(36,000マイル相当)

さらに抽選で50名様に、75,000マイル相当プレゼント

上記に記載の必須条件をクリアし、2025年1月15日(水)までに250万円以上の決済があった場合は、更に抽選で50名の方に、75,000マイル相当のOki Dokiポイントのプレゼントも行われます。

あくまで抽選のため当選するかどうかは運次第ですが、運よく当たれば大量にマイルの獲得が可能です。

当選した場合のマイル付与については、2025年6月末が予定されています。

ソラチカカードゴールドにまつわるFAQ

最後に、ソラチカカードゴールドに関するよくある質問をQ&Aの形式で解説します。

他のANAカードをすでに持っていますが、ソラチカカードゴールドを保有できますか?

可能です。

ソラチカカードゴールドは、他のANAカードを保有していても重複して保有することができます。複数のカードを保有する際には、マイル口座の統合手続きをすることでANAマイルを一括で管理可能です。

手続方法の詳細については、公式ホームページも合わせてご確認をお願いします。

ソラチカカードからの切り替えはできますか?

可能です。

ソラチカカードから、ソラチカカードゴールドへランクアップをする際は、「MyJCB」内にある「カードのグレード変更」からお手続きをお願いします。

また合わせて、PASMOやメトポの切り替え手続きも必要です。詳細については、公式サイトも合わせてご確認をお願いします。

プライオリティ・パスの特典はありますか?

プライオリティ・パスの特典はありません。

ソラチカカードゴールドに付帯するラウンジ特典については、本記事でも紹介した提携カード会社ラウンジと、ラウンジ・キーのみです。

ラウンジ・キーを通して使えるラウンジには、プライオリティ・パスで利用ができるラウンジと重複している場合もあるため、使いたいラウンジがある場合は事前に公式サイトで確認をしておくことをおすすめします。

まとめ:日常の支払いでANAマイルを貯めるならソラチカカードゴールドがおすすめ

ソラチカカードゴールドは、ポイントからANAのマイルへの還元率が最大で1.5625%と、日常生活でマイルを貯めるには最強の1枚と言えます。

入会キャンペーンで獲得できるマイルも豊富で、一時期は加入者多数のため新規の入会を停止していた時期があるほどです。

昨今は燃油や為替の影響もあり、航空券の値段は上昇傾向です。

マイルを特典航空券へ交換し、旅行の計画を立てたいと思っている方はソラチカカードゴールドを保有し、積極的にマイルを貯めていきましょう。

入会をするのであれば、期間限定の入会キャンペーンが行われている今がチャンスです!

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