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【2024年12月最新版】JALカードおすすめ6選!選び方から注意点、キャンペーン情報まで分かりやすく解説

JALのマイルを貯めて、特典航空券に交換して旅行に出かけたいと考えているのであれば、クレジットカード機能が付帯したJALカードを保有するのがおすすめです。

一口にJALカードと言っても、複数の種類が発行されており、カードについて詳しい方でなければどれにしようか悩んでしまうのが実情です。

本記事ではこれからJALカードを保有しようと検討している方に向けて、JALカードの基礎知識や選び方について解説します。

記事の最後に、陸マイラーとしマイルを貯める秘訣についても紹介します。

目次

2024年12月現在:真に持つべきJALカードは?!

はじめに、結論から申し上げるとJALカードを選ぶなら「JALカード TOKYU POINT ClubQ」の一択です!

JALカードは基本的に「JALカード TOKYU POINT ClubQ」一択

カード名JALカード TOKYU POINT ClubQ
国際ブランドVisa / Mastercard
年会費入会後1年間無料
2,200円
マイル還元率ショッピングマイル:200円=1マイル
ショッピングマイル・プレミアム入会時:100円=1マイル
空港ラウンジなし
海外旅行傷害保険最高1,000万円
国内旅行傷害保険最高1,000万円
キャンペーン情報2024年12月現在:特になし

JALカード TOKYU POINT ClubQは、東急グループのポイントも合わせて貯まるお得なカードです。

おすすめの理由1つ目は、電子マネーのWAONのオートチャージに設定できるカードであることです。

詳細については後述しますが、電子マネーのWAONへチャージを行う際、WAONを使って商品を購入する際の2回にわたりマイルの獲得が可能です。

例えば、WAONマイル特約店(200円=2マイル)で1,000円の支払いをした場合は、合計最大で20マイルの獲得ができます。

2つ目の理由は、PASMOのオートチャージにも対応している点です。

PASMOのオートチャージにJALカード TOKYU POINT ClubQを設定すると、オートチャージ金額の1%分がTOKYU POINTとして加算されます。そして、TOKYU POINTは2,000ポイントを1,000マイルへ交換できます。

つまり、日常生活の中の支払いのあらゆる面でマイルが獲得できるというわけです。

チャージ1,000円あたりで獲得できるマイル
WAON(チャージ+WAONマイル特約店)20マイル(還元率:2.0%)
PASMO(オートチャージ)5マイル(還元率:0.5%)

また、カード選ぶ際の国際ブランドについては、Visa / Mastercardの2つから選択可能です。どちらを選んでも、マイル還元率やサービスなどに違いはありません。

引用:三井住友Visaカード公式サイト

参考までに、イプソス株式会社の「2020年キャッシュレス大規模調査」によると、日本国内のシェア率に関してはVisaが約半数を占めており人気の高さが伺えます。

特にこだわりがなければ、Visaカードへ申込みをしておくのがおすすめです。

年1以上でJAL便に乗る&JGCを目指すなら「JAL CLUB-A カード TOKYU POINT ClubQ」

基本的にJALカードを選ぶなら年会費も安くマイルが貯まるJALカード TOKYU POINT ClubQがおすすめですが、年1回以上JAL便を利用する、JGCを目指すなら、ワンランク上のJAL CLUB-A カード TOKYU POINT ClubQがおすすめです。

フライトに関するボーナスマイルとカード付帯の保険が充実するため、JAL便を複数回利用すれば年会費以上のマイル獲得が可能です。

両者のカードの違いについては、下記の表も合わせてご確認ください。

項目JALカード TOKYU POINT ClubQJAL CLUB-A カード TOKYU POINT ClubQ
年会費2,200円(入会後1年間無料)11,000円
入会搭乗ボーナス1,000マイル5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス1,000マイル2,000マイル
ご搭乗ごとのボーナスフライトマイルの10%プラスフライトマイルの25%プラス
海外旅行傷害保険最高1,000万円最高5,000万円
国内旅行傷害保険最高1,000万円最高5,000万円
海外救援者費用(年間限度額)100万円100万円
JGC入会資格満たしていない満たしている

飛行機に自費で乗らないならJALカード以外のクレジットカードもあり

本記事では、JALカードをメインに紹介していますが自費で飛行機に乗ることがなく、日常生活の支払いのみでJALマイルを貯めたいと考えている方には、ポイントからマイルへの還元率が高い以下の3つのカードを選択肢にいれるのもおすすめです。

ポイントからマイルへの還元率などを紹介するので、カード選びの参考にご活用ください。

セゾンプラチナビジネスアメックス

カード名セゾンプラチナビジネス
年会費本会員22,000円(初年度無料)
追加カード3,300円
最大9枚まで
ETCカード無料
国際ブランドAMEX
引き落とし口座個人口座
法人口座
申込条件安定した収入のある一般の個人
個人事業主、法人代表 
※個人用カードとして会社員も作れる
ポイント還元率国内1,000円につき1ポイント
海外1,000円につき2ポイント
セゾンマイルクラブ還元率1,000円利用で最大11.25マイル
年会費年間5,500円
※年間合計1,500万円利用で無料
コンシェルジュサービス電話・メール・チャット
海外旅行傷害保険死亡・後遺障害1億円
疾病費用300万円
賠償責任5,000万円
携行品損害50万円
救援者費用300万円
国内旅行傷害保険障害死亡・後遺障害5,000万円
入院日額5,000円
通院日額3,000円
航空機遅延費用あり
海外空港ラウンジ世界1,300ヵ所以上
国内空港ラウンジ国内空港32ヵ所
海外空港1ヵ所
手荷物宅配無料往路スーツケース1個無料
復路スーツケース1個無料
ショッピング保険最高300万円

セゾンプラチナビジネスアメックスは初年度無料で保有ができ、469米ドル相当のプライオリティ・パスのプレステージ会員が特典として付帯するカードとして人気を集めています。

JALのマイルに関しては、SAISON MILE CLUBと呼ばれるJALマイルが効率よく貯まるプログラムを用意し、最大で1.125%の還元率を提供しています。

ビジネスカードでありながら会社員でも申し込みができる点、年会費が22,000円とコストパフォマンスの良さも魅力です。

  • ショッピング1,000円 = 10マイル 還元率:1.0%
  • (上記に追加して)ショッピング2,000円 = 永久不滅ポイント1ポイント 還元率:0.125%
  • ポイント交換レート : 永久不滅ポイント200ポイント = 500マイル に交換可能
  • JALマイル還元率(合計):1.125%

ラグジュアリーカード ブラック

年会費本会員11万円
家族会員2.75万円
ETCカード無料
還元率通常1.25%
マイル0.75%
ワイン通販2.75%
付帯保険傷害死亡・後遺障害最高1.2億円
傷害治療費用200万円
疾病治療費用200万円
賠償責任最高1億円
携行品損害1旅行100万円
救援者費用500万円

Mastercardブランドの最上位カードで、プライオリティ・パス、HoteLuxとのステータスマッチ、レストランのコース料理1名分無料など、他のクレジットカードを圧倒する豊富な特典が人気を集めているカードです。

金属製のカード、コンスシェルジュサービスが使えるなどステータスカードとしても知られています。

カード決済で貯まるポイントの還元率は1.25%、ポイントからマイルへの還元率は0.75%です。また、ポイントからJALのマイルへの年間移行上限数が設けられていない点もおすすめできる理由の一つです。

  • ショッピング200円 = 2ポイント
  • (上記に追加して)利用明細400円毎に1ポイント
  • ポイント交換レート : 1,000ポイント = 600マイル に交換可能
  • JALマイル還元率(合計):0.75%

マリオットボンヴォイアメックスプレミアム

年会費基本会員49,500円
家族会員1枚目:無料
2枚目以降:24,750円
ETC無料
還元率通常3.0%
マイル最大1.25%
空港ラウンジ国内主要空港とホノルル空港
ステータスゴールド
年400万円利用でプラチナ
継続特典無料宿泊特典
50,000Pまで
宿泊実績15泊分
旅行傷害保険国内最大5,000万円(利用付帯)
海外最大10,000万円(利用付帯)
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの基本情報

アメックスとマリオットグループが提携していクレジットカードで、Marriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格の付与、無料宿泊特典、100米ドルのプロパティクレジットなど、マリオット系列のホテルに宿泊する際に使える便利な特典が多数付帯するカードです。

JALのマイルについては、Marriott Bonvoyポイントから交換が可能で、最大で2.0%の還元率を有しています。

また、60,000ポイントをマイルへ交換すると、5,000 ボーナスマイルが進呈される魅力的な施策も用意されています。

JALカード同様に、旅行好きの方であれば相性の良いカードであるためぜひ候補の一つとしてご検討ください。

  • Marriott Bonvoy参加ホテルでの利用:100円 = 6Marriott Bonvoyイント
  • 日々の利用:100円 = 3Marriott Bonvoyポイント
  • ポイント交換レート : 3 対 1
  • JALマイル還元率(合計):最大:2.0%
  • 特典:60,000ポイントをマイルへ移行すると、5,000 ボーナスマイルを進呈

JALカード基礎知識と種類を比較

次に、JALカードにより詳しくなるべく、基礎的な知識について解説します。

JALカードの種類について

JCBVisaMastercardAMEXDiners
一般カードなし
一般カード
WAON一体型
発行あり
※画像なし
なしなし
CLUB-Aカードなしなし
CLUB-Aゴールドカード
プラチナなしなしなし
全てのJALカードを掲載しているわけではありません

一口にJALカードと言っても、様々な種類のカードが用意されているのも特徴の一つです。

交通系ICカードのSuicaの機能がついたカード、小田急グループを利用する際に特典などを受けられるJALカード OPクレジットなどがその一例です。

提携会社ごとにサービスも異なるため、それぞれのカードの違いをよく理解してから申し込みをするようにしてください。

JALカードの種類
  • JAL・JCBカード
  • JAL・Mastercard
  • JAL・Visaカード
  • JALダイナースカード
  • JALカードSuica
  • JALカード
  • TOKYU POINT ClubQ
  • JALカード OPクレジット
  • JAL アメリカン・エキスプレス®・カード

JALカードのグレードごとの違い

JALカードには、4つの種類のグレードが設定されており、グレードごとにサービスや特典が異なります。

最もベーシックなのが普通カード、そこからCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、そして最高ランクのプラチナの順番でランクが上がります。

それぞれのランク別におすすめできる人の特徴、カードの概要をまとめましたので違いについては、下記の表も合わせてご確認をお願いします。

グレードおすすめの人概要
普通カードJALカードをまずは試したい方基本的な機能とサービスを提供する
スタンダードなカード
CLUB-Aカード海外旅行などへ年1回行かれる方普通カードより搭乗時の
獲得マイル数アップ、付帯保険も充実
CLUB-Aゴールドカード飛行機をよく利用する方CLUB-Aカードに提携カード会社の
ゴールドサービスを兼ね備えたカード
プラチナ海外を中心に飛行機を利用する方世界の空港ラウンジが無料で利用できるJALカードの最高位ステイタスカード

各グレードの詳細については続きをご確認ください。

普通カード

普通カードは、JALカードの中で最もベーシックなカードです。

提携会社・国際ブランドの選択肢が多いのため、ライフスタイルにあった1枚が選択できます。

初年度は年会費無料で保有ができる特典が付帯し、機内販売の割引サービス、空港免税店での割引などの特典が付帯しています。

またJALカードで人気特典の、フライトボーナスマイルについては以下の通りです。

入会搭乗ボーナス毎年初回搭乗ボーナスご搭乗ごとのボーナス
1,000マイル1,000マイルフライトマイルの10%プラス

CLUB-Aカード

年1回程度海外旅行へいかれる方をターゲットにした、普通カードとゴールドカードの中間に位置するカードです。

普通カードの大きな違いは、カード付帯の旅行傷害保険。普通カードでは最高補償金額が1,000万円のところ、CLUB-Aカードでは、最高5,000万円と手厚い保障が用意されています。

またボーナスマイルに関しても、還元率などがアップしているため旅行の際には効率的にマイルの獲得が可能です。

入会搭乗ボーナス毎年初回搭乗ボーナスご搭乗ごとのボーナス
5,000マイル2,000マイルフライトマイルの25%プラス

CLUB-Aゴールドカード

JALカードの基本的な機能に加え、空港ラウンジ、手荷物空港宅配サービス、各種優待などゴールドカードのサービスが付帯したカードです。

通常年会費4,950円が必要な、100円で1マイルが貯まる還元率が適用されるショッピングマイル・プレミアムに自動入会できるのもCLUB-Aゴールドカード以上からの特典です。

年会費は17,600円と少し上がりますが、出張や旅行などで飛行機を利用する機会の多い方であれば、特典利用でカードの年会費の元を取ることも十分にできます。

フライトボーナスマイルに関しては、CLUB-Aカードと同じです。

入会搭乗ボーナス毎年初回搭乗ボーナスご搭乗ごとのボーナス
5,000マイル2,000マイルフライトマイルの25%プラス

プラチナ

JALカードの中で最高ランクの位置づけで、プライオリティ・パス、プラチナ・コンシェルジュサービスなど充実した特典が付帯します。

旅行傷害保険についても最高1億円の手厚い補償、ショッピングマイル・プレミアムにも自動入会とクレジットカードの機能を存分に活用したい方にはおすすめできる1枚です。

また世界の各地の観光地や旅行に関する情報を集めた、会員限定情報サイト「agora plus」へも無料で入会可能です。

入会搭乗ボーナス毎年初回搭乗ボーナスご搭乗ごとのボーナス
5,000マイル2,000マイルフライトマイルの25%プラス

JALカードの国際ブランドごとの違い

クレジット決済の際に使用する国際ブランドを豊富に選択できるのもJALカードの魅力の一つです。

選択肢としては、Visa / Mastercard / JCB / AMEX / Dinersnの最大5種類で、それぞれのグレード・提携会社により選択できる国際ブランドは異なります。

それぞれの国際ブランドの違いについては、次の章以降をご確認ください。なお、Visa / Mastercardについては両者であまり違いがないためまとめて解説します。

Visa / Mastercard

Visa / Mastercardは、国際ブランドの中では加盟店シェアの1,2を争い、世界各地で決済ができる利便性の高さが人気です。

国際ブランド選びで悩んだ場合は、このどちらかにしておけば間違いありません。

一方で、JALカードにおいてはVisa / Mastercardを選んでも魅力的な特典やサービス等の提供はありません。カードの種類を選ぶ際に、国際ブランドでサービスが異なる場合は注意しておきましょう。

JCB

JCBは日本初の国際ブランドで、東京ディズニーリゾート®・パークチケット(ペア)が当たるキャンペーンや、ハワイのワイキキにあるトロリーバが無料で乗車できるなど独自の特典が人気です。

またCLUB-Aゴールドカード、プラチナであれば以下の特典も合わせて利用できます。日本国内で利用ができる特典が多いのも人気を集める理由です。

CLUB-Aゴールドカードのサービスプラチナカードのサービス
・空港ラウンジサービス
・ドクターダイレクト24(国内)
・ラウンジ・キー
・プライオリティ・パス (海外空港ラウンジサービス)
・JCB Lounge 京都
・プラチナ・コンシェルジュデスク
・JCBプレミアムステイ プラン
・グルメ・ベネフィット
・ドクターダイレクト24(国内)

その他の、JCBカードで受けられる特典については公式サイトも合わせてご確認をお願いします。

AMEX

AMEXは旅行に関する特典が豊富な国際ブランドとして有名で、JALカードとは相性の良さが人気です。

日本国内では利用ができる加盟店が少ないなどの意見も以前はありましたが、JCBと提携を行ったことで、JCBカードが使えるお店でもAMEXが利用できるようになったため、現在は不便を感じることは殆どありません。

オリジナルの特典としては、AMERICAN EXPRESS® EXPERIENCESがあり、コンサートやライブチケットの先行販売や特別なプランを予約できるサービスの利用が可能です。

また、CLUB-Aゴールドカード、プラチナカードであれば下記の特典も提供されます。

CLUB-Aゴールドカードのサービスプラチナカードのサービス
・手荷物空港宅配サービス・プライオリティ・パス (海外空港ラウンジサービス)
・プラチナ・コンシェルジュサービス
・ハーツレンタカー
・スーペリア・エキスペリエンス
・プラチナ・グルメセレクション

Dinersn

Dinersnはカード会社が定める一律の利用限度額がないため、利用者のニーズに合わせて使いやすいカードへ成長していく魅力があります。

また、旅行やエンタメなどカード会社が独自に提供する特典も豊富に用意されています。個人事業主や中小企業の経営者向けにビジネス・アカウントカードが発行できるといったメリットも魅力です。

カードの選択肢については、CLUB-Aゴールドカードの一択とはなりますが、ぜひ申し込み候補の一つに入れておきましょう。

カテゴリダイナースクラブのサービス(一例)
グルメ・エグゼクティブ ダイニング
・Family Table
・「オークラ ホテルズ & リゾーツ」特別優待
・「ひらまつ」からの特別優待
・料亭プラン
トラベル・一休.com 特別優待
・ポイントアップ加盟店(ホテル・旅館)
・ザ・ペニンシュラホテルズ特別優待
エンタメ・ダイナースクラブのお取り寄せ
・ダイナースクラブ WINE LABO
・コナミスポーツクラブ優待

JALカードの選び方

JALカードの基礎的な情報について学んだところで、数あるカードの中からどのような基準で最適な1枚を選べばよいか注目すべきポイントについて解説します。

WAONのオートチャージの有無

引用:JAL公式サイト

一部のJALカードでは、電子マネーのWAONと連携を行い、クレジットカードでチャージを行うことができます。

チャージ金額に対しては100円=1マイル、WAONで支払いを行うときも100円=1マイルが加算されるため、合計2マイルの獲得ができます。

また、対応のクレジットカードでオートチャージの設定を行うと、設定した残額を下回った場合に自動的にWAONの残高を回復させることも可能です。

オートチャージ機能を利用することにより、チャージの手間が省け、クレジットカード同様の利便性を確保しながらマイルの獲得が可能です。

オートチャージに対応したJALカードは以下のみとなっているため、カード選びの参考にしてください。

対象のJALカード:JAL・JCBカード、JAL・Visaカード、JAL・Mastercard、JALカード TOKYU POINT ClubQ

交通系ICをよく使うかどうか

JALカードには陸上での移動も便利にできる、交通系のICカード機能を搭載したカードも発行されています。

交通系のICカードが搭載されているJALカードは以下の3種類で、SuicaかPASMOから選択可能です。

JALカードSuicaJALカード TOKYU POINT ClubQJALカード OPクレジット
Suica(一体型)PASMOオートチャージサービスPASMOオートチャージサービス

JALカードSuicaでは、オートチャージ機能を使うと1,000円に対して5JRE POINTが加算され、1,500JRE POINTは1,000マイルに交換できます。

また、JALカード TOKYU POINT ClubQではTOKYU POINT、JALカード OPクレジットでは小田急ポイントが貯まります。

主に関東近郊を運行する列車が中心となりますが、利用頻度が高ければ知らず知らずにうちに各種ポイントを獲得することが可能です。

自分がよく使う路線に、JR東日本や小田急などが含まれている場合は、交通系ICの観点も視野に入れてカード選びをしていきましょう。

カード決済額と飛行機利用から逆算【損益分岐点】

次にカードの年会費と獲得できるJALのマイルを比較し、どのカードがお得なのかについて解説します。

マイルに関しては使い方により様々な価値に変化するため、1マイルがいくらかといった具体的な指標はありません。

一方で、同路線で特典航空券と一般航空券の値段を比較した場合には1マイル=3円程度と言われています。

今回はこの金額を基準に試算を行います。

年間で50万円ほどJAL便を決済するなら「JALプラチナカード」がもっともお得

損益分岐点を計算するうえで最初に抑えておきたいのが、年間でJAL便(JALカード特約店)でどの程度決済をするかです。

以下は、金額別に獲得できるマイルを表した一覧です。

JAL便の決済金額(100円=2マイル)獲得できるマイルマイルの円換算
10万円2,000マイル6,000円
20万円4,000マイル12,000円
30万円6,000マイル18,000円
40万円8,000マイル24,000円
50万円10,000マイル30,000円
60万円12,000マイル36,000円

次に、各カードの年会費+効率的なマイル獲得には必須のショッピングマイル・プレミアムへ入会した際の年間コストを表します。

カードの種類年会費+ショッピングマイル・プレミアム損益分岐点
普通カード2,200円+4,950円=7,150円10万円〜20万円未満
CLUB-Aカード11,000円+4,950円=15,950円20万円〜30万円未満
CLUB-Aゴールドカード17,600円+(自動加入)30万円弱
プラチナ34,100円+(自動加入)60万円弱

上記の表からは、年間で60万円以上をJAL便(JALカード特約店)で決済をするのであれば、「JALプラチナカード」が最もお得であることがわかります。

実際には、ボーナスマイルやカード付帯の特典を金額換算すると、損益分岐点はもう少し下がり現実的なラインでは50万円程度が目安です。

カードのランクが上がれば上がるほど、年会費も比例して高くなるため、損益分岐点を見極め選ぶカードを検討していきましょう。

JALカードの注意点

次に、JALカードを保有するうえで注意をしておきたいポイントについて3つ解説します。

JALマイルが直接貯まるので有効期限が3年間

引用:JAL公式サイト

JALカードでは、クレジットカードの決済に応じてポイントではなくJALのマイルが直接貯まります。

ポイントからマイルへ交換をしなくて良い一方で、獲得した日から有効期限が設定され、36カ月後の月末までしか保有をすることができません

有効期限を過ぎてしまうとマイルは失効してしまうため効率的な利用が必要です。

有効期限を気にしたくない場合は、有効期限がないポイントが貯まるアメックスゴールド・プリファードなどを保有し、必要に応じてJALのマイル変えるといった選択肢もおすすめです。

一般カードとCLUB-Aはショッピングマイル・プレミアムが有料

ショッピングマイル・プレミアムは、通常200円の利用で1マイルの還元率を、100円の利用で1マイルの還元率にアップができる優待制度です。

とてもお得な制度で、CLUB-Aゴールドカードとプラチナカードについては無料で利用できますが、一般カードとCLUB-Aカードに関しては、利用に当たり年会費4,950円の支払いが必要です。

マイルを効率よくためていくには必須の制度となるため、ショッピングマイル・プレミアムの年会費とカードの年会費を合算した金額で、年間でかかるコストとして抑えておきましょう。

状況別!JALカードのおすすめを厳選して紹介

ここからは、ユーザーのカードの利用頻度やライフスタイルに合わせておすすめできるJALカードを6つご紹介します。

基本的に「JALカード TOKYU POINT ClubQ」一択

カード名JALカード TOKYU POINT ClubQ
国際ブランドVisa / Mastercard
年会費入会後1年間無料
2,200円
マイル還元率ショッピングマイル:200円=1マイル
ショッピングマイル・プレミアム入会時:100円=1マイル
空港ラウンジなし
海外旅行傷害保険最高1,000万円
国内旅行傷害保険最高1,000万円
キャンペーン情報2024年12月現在:特になし

冒頭でも解説した通り、基本的にはJALカードを選ぶのであれば「JALカード TOKYU POINT ClubQ」の一択です。

WAONのオートチャージとPASMOへのオートチャージに対応していることにより、マイルとマイルに交換できるTOKYU POINTを貯めることができるのがその理由です。

カードに付帯する特典としては、機内販売の10%割引、JALパックの国内旅行・海外旅行が最大で6%割引などがあります。

初年度の年会費も無料であるため、JALカードを試しに使ってみたいと思われている方にも気軽に申し込みができる、おすすめのカードです。

年1以上、自費でJAL便を利用するなら「JAL CLUB-A カード TOKYU POINT ClubQ」

カード名JAL CLUB-A カード TOKYU POINT ClubQ
国際ブランドVisa / Mastercard
年会費11,000円
マイル還元率ショッピングマイル:200円=1マイル
ショッピングマイル・プレミアム入会時:100円=1マイル
空港ラウンジなし
海外旅行傷害保険最高5,000万円
国内旅行傷害保険最高5,000万円
キャンペーン情報2024年12月現在:特になし

年1回以上、自費でJAL便を利用するならフライトマイルが25%プラスされる、「JAL CLUB-A カード TOKYU POINT ClubQ」がおすすめです。

基本的な仕様や特典はJALカード TOKYU POINT ClubQと同じですが、先にも解説した通りフライトボーナスマイルや旅行傷害保険が充実しています。

また、国際線を利用する際にエコノミークラスのチケットであっても、ビジネスクラス・チェックインカウンターが利用できる特典も付帯されます。(本特典は、JALカード TOKYU POINT ClubQでは利用できません。)

事業決済や税金の支払いが多いなら「JALダイナースカード」

カード名JALダイナースカード
国際ブランドDiners
年会費30,800円+5,500円
(JALダイナースカード+ビジネス・アカウントカード)
マイル還元率100円=1マイル
空港ラウンジ提携カード会社のラウンジサービス
海外旅行傷害保険最高1億円
国内旅行傷害保険最高1億円
キャンペーン情報2024年12月現在:特になし

個人事業主や中小企業の経営者の方で、事業用の支払いを通してマイルを貯めたいと思われている方には、JALダイナースカードへ申し込みを行いビジネス・アカウントカードを追加で発行するのがおすすめです。

JALダイナースカードは、JALショッピングマイル・プレミアムに自動入会が行われマイルの還元率は1.0%が提供されます。

私用とビジネス用に2枚のカードを保有することになりますが、私用のカードの支払い分と、事業用のビジネス・アカウントカードの支払い分で付与されるマイルを合算できるといった特徴があります。

ビジネス・アカウントカードは以下の特典やサービスが利用できるだけでなく、個人用の支払いと分けるここで経営の透明性も担保できます。

ビジネスと個人の支払いを同じカード行っている方は、JALダイナースカードを活用し、しっかりと分けて管理することをおすすめします。

ビジネス・アカウントカードの特典・サービス
  • ETCカードが5枚まで発行できる
  • 仕入れ、経費の支払いでもマイルが貯まる
  • JALの国内線が予約ができる法人向け、オンライン予約サービスが使える
  • 一律の利用限度額がないため、大きな支払いがある場合でも安心
  • 法人口座を引き落とし口座として設定できる

学生は「JALカード navi(学生専用)」で在学中年会費が無料

カード名JALカード navi(学生専用)
国際ブランドVisa / JCB
年会費在学期間中年会費無料
マイル還元率ショッピングマイル:100円=1マイル
特約店:100円=2マイル
空港ラウンジなし
海外旅行傷害保険最高1,000万円
国内旅行傷害保険最高1,000万円
キャンペーン情報入会特典:2,000マイル

利用限度額が10万~30万円と低く設定されているため、高校生を除く18歳以上30歳未満の学生の方でも申し込みのできるカードです。

在学期間中はカードの年会費が無料になるだけでなく、学生さん向けに様々なマイルの還元や、お得な特典を用意しています。

卒業旅行などを計画されている方は、ぜひ飛行機に搭乗する前にJALカード naviを作成しておきましょう。

JALカード naviで受けることのできる特典については以下の通りです。

JALカード naviの特典・限定サービス
  • 【フライト利用】区間マイルが100%貯まる、ツアープレミアムへの登録無料
  • 【フライト利用】入会搭乗ボーナス、1,000マイル
  • 【フライト利用】毎年初回搭乗ボーナス、1,000マイル
  • 【フライト利用】搭乗ごとのボーナスフライトマイル、+10%
  • ショッピングマイル、100円=1マイル(ショッピングマイル・プレミアム同等の積算率)
  • マイル有効期限、在学期間中無期限
  • お得なマイル数で特典航空券への交換が可能
  • 語学検定ボーナスマイル、500マイル
  • JALカード継続ボーナス、2,000マイル

20代は「JALカード TOKYU POINT ClubQ」でCLUB ESTに加入がベスト

カード名JALカード TOKYU POINT ClubQ + CLUB EST
国際ブランドVisa/ Mastercard
年会費入会後1年間無料
2,200円
JAL CLUB EST年会費5,500円
マイル還元率ショッピングマイル:100円=1マイル
特約店:100円=2マイル
空港ラウンジなし
海外旅行傷害保険最高1,000万円
国内旅行傷害保険最高1,000万円
キャンペーン情報2024年12月現在:特になし

20歳以上30歳未満のが、カードの基本機能にプラスして様々な優待特典を受けることのできるサービスがCLUB ESTです。

カードの基本年会費に+5,500円をすることで、国内線のサクララウンジなどが利用できます。

会費以上の特典が豊富なため、20代の方は本記事でおすすめしている、JALカード TOKYU POINT ClubQをベースにCLUB ESTにも加入しておきましょう。

CLUB ESTで受けることのできる特典については以下の通りです。

CLUB ESTの特典・限定サービス
  • 【フライト利用】入会搭乗ボーナス、+1,000マイル
  • 【フライト利用】毎年初回搭乗ボーナス、+1,000マイル
  • 【フライト利用】搭乗ごとのボーナスフライトマイル、+5%
  • ショッピングマイル・プレミアムに無料で自動入会
  • 年間5回、サクララウンジ(国内線)の利用が可能
  • マイルの有効期限を60カ月まで延長
  • 国際線利用時にエコノミークラスのチケットでも、JALビジネスクラスチェックインカウンターの利用が可能

JGCを目指すなら「JAL CLUB-A カード TOKYU POINT ClubQ」がコスパ抜群

カード名JAL CLUB-A カード TOKYU POINT ClubQ
国際ブランドVisa / Mastercard
年会費11,000円
マイル還元率ショッピングマイル:200円=1マイル
ショッピングマイル・プレミアム入会時:100円=1マイル
空港ラウンジなし
海外旅行傷害保険最高5,000万円
国内旅行傷害保険最高5,000万円
キャンペーン情報2024年12月現在:特になし

JGCとは、JALグローバルクラブの略称でJAL便の利用回数に応じて様々なサービスや特典などを提供する会員組織です。

JALグローバルクラブの会員になるためには、下記の条件が設けられており、その中の一つにクレジットカードのランク条件が含まれています。

JGC入会資格
  • JAL Life Status プログラムにて、1,500 Life Status ポイント以上を獲得していること。
  • JALグローバルクラブ JALカードのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナのいずれかを保有していること。
  • JALグローバルクラブ規約およびJALグローバルクラブ会員特約を遵守できること。

会員になるためには、CLUB-Aカード以上のカード保有が必要なため、本記事で最もおすすめしているJALカード TOKYU POINT ClubQでは要件を満たすことができません。

そのため、JGCを目指すのであれば、JGC入会資格をクリアでき、JALマイルがたくさん貯まる「JAL CLUB-A カード TOKYU POINT ClubQ」がおすすめと言うわけです。

JALカードにまつわるFAQ

最後に、JALカードに関するよくある質問をQ&Aの形式で解説します。

JALカードに加入するならつけておくべきオプションはある?

JALグループ便を利用する機会の多い方であれば、「JALカード ツアープレミアム」がおすすめです。航空券の運賃種別を問わず、通常のフライトマイル+ツアープレミアムボーナスマイルで区間マイル100%の獲得が可能です。

安い運賃の航空券を購入してもマイルがどんどん貯まるため、年会費以上の元を取ることが十分にできます。

制度の詳細については、公式ホームページをあわせてご確認ください。

年会費無料のJALカードはある?

イオンJMBカードは年会費が無料です。また、クレジットカード機能が付帯しない、JALマイレージバンクカード(JMBカード)も年会費無料で利用できます。

また、JAL普通カードに関しては、入会初年度については1年間無料で保有ができる特典が用意されています。

JALカードに個人事業主向けや法人カードはある?

JALカードには、個人事業主や法人向けのカードが用意されています。

法人カード(普通・CLUB-Aカード)の2種類と、JALダイナースカードにビジネス・アカウントカードを追加する、合計3タイプです。

法人用口座からの引き落としなど、ビジネスを円滑に進める機能を有しているため、事業をされている方はぜひ活用していきましょう。

詳細については、下記のリンク先からご確認ください。

年会費をかけずにJALカードでマイルを貯められる?

年会費をかけずに、JALマイルを貯めるのであれば先にも紹介したイオンJMBカードがあります。

ただし、マイルの還元率は0.5%と低いだけでなく、WAONのオートチャージ機能にも対応していないなど年会費以外のメリットが殆どありません。

どうしても年会費無料でカードを利用したいと考えている場合のみ、選択肢に入れておきましょう。

まとめ

JALカードを選ぶのであれば、「JALカード TOKYU POINT ClubQ」がおすすめである理由はおわかりいいただけましたでしょうか。

改めて本記事で紹介した、JALカード TOKYU POINT ClubQがおすすめの理由まとめると以下の通りです。

JALカード TOKYU POINT ClubQがおすすめの理由
  • WAONへのオートチャージで、マイルが貯まる
  • PASMOへのオートチャージで、マイルに交換できるTOKYU POINTが貯まる
  • 年会費が安い

また、JGCを目指すのであれば入会資格を満たすことのできるカード「JAL CLUB-A カード TOKYU POINT ClubQ」への申込みを検討するのもおすすめです。

ぜひ日常生活でJALのマイルをたくさん貯めて、海外旅行や国内旅行に出かけることのできる特典航空券を獲得していきましょう!

コラム:陸マイラー向け!JALカードを活用してマイルを貯めるお得な使い方

JALのマイルを飛行機の利用ではなく、日常の生活の中で貯めていきたいと考えている陸マイラー向けに、JALカードの賢い使い方についてもご紹介します。

役立つ情報が盛りだくさんのため、お時間があればぜひ確認していただき、JALカードを上手く活用していきましょう。

JMB WAONと併用する

引用:JALマイレージバンク公式サイト

JALカードは保有しているカードとは別に、クレジットカード機能がついていないJMB WAONカードの発行が可能です。

発行したJMB WAONカードへ電子マネーのWAONをチャージする際に、JALカードを利用すると100円につき1マイル、更にWAONを使って支払いをする際に200円につき1マイルの獲得ができます。

1回のお買い物で、2回分のマイルが貯まるためお得な活用法のため、ぜひ活用していきましょう。

なお、対象となるJALカードについては以下の通りです。

JAL・Visaカード、JAL・Mastercard、JAL・JCBカード、JALカード TOKYU POINT ClubQ

イオンのキャンペーン日を活用する

引用:WAON [ワオン] 公式サイト

毎月、毎月5日・15日・25日に上記の対象店舗で開催されるお客さまわくわくデーでは、WAONを使って支払いをすると、通常200円で1マイルが加算されるところ、2倍の2マイルの加算が行われます。

対象店舗は日本各地に店舗を構えているため、日用品などのお買い物の際にマイルを貯める大チャンスです。

毎月定期的に開催されるイベントのため、お客さまわくわくデーを狙って、まとめ買いなどの計画を立てていきましょう。

JALカード特約店を利用する

JALカード特約店でお買い物をすると、100円の支払いに対して通常の倍の2マイルが貯まる施策が用意されています。

JALカード特約店には、飲食、レジャー、ホテルやレンタカーなど幅広いジャンルのお店が登録されているため、身近なお店も特約店として登録されている可能性が非常に高く、効率よくマイルを貯めることができます。

JALカード特約店の一例については以下の通りです。

引用:JAL公式サイト

その他のお店の情報については、JALカードアプリを利用すると、現在地情報などから簡単に検索可能です。ぜひ、カードの保有と合わせてアプリも活用してください。

ホテルの予約時にKaligoを利用する

Kaligoとは、世界各地の約900,000件のホテルを予約できるオンラインサービスです。

JALマイレージバンクとは提携を行っており、予約特典として宿泊代金100円に対して3マイルの付与が行われます。

実際にホテルの検索をしてみると、下記のように表示され宿泊代金と獲得できるマイルが一目でわかります。

引用:Kaligo公式サイト

ホテル公式サイトからの予約よりもJALマイルが獲得できる分、お得な場合もあるため、予約サイトを選ぶ選択肢の一つに忘れずにKaligoを入れておきましょう。

JALふるさと納税を利用する

引用:JALふるさと納税公式サイト

2,000円の自己負担で、返礼品がもらえ節税対策ができると人気のふるさと納税。

ふるさと納税ができるサービスは多数ありますが、日本航空でも「JALふるさと納税」のサイトを開設しており、様々な返礼品を受け取ることができます。

また返礼品だけではなく、支払金額に応じてマイルの付与も行っています。ふるさと納税は2,000円の自己負担が必要ですが、マイルの還元により実質負担ゼロでサービスを利用するといったことも実現します。

ふるさと納税のサイト選びには、「JALふるさと納税」をぜひ活用してください。

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